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パワースポットは、神頼みをする場所ではない、ということ

以前、あるパワースポットに行ったときに、「ここの土地にいる人たちって、すごく優しくて人がいい人が多いなぁ」と感じました。

そのとき、思ったんです。「もしかしたらパワースポットって、幸せになれる場所というよりも、幸せになれる人になりやすくする場所なのでは?」と。

もちろん、神社仏閣のご利益というのは、それなりにあるのかもしれないけど、結局、最終的に大切なことは私たちが自分の魂を磨くこと。そして、それこそが、幸せになれる人になる秘訣なのだと思うのです。

だから、逆に、人を愛せない人がいくら神社で恋愛成就をお願いしたところで、神様はその人のために、今は恋愛成就をさせないで「人を愛することを学ばせる」出来事を与えるのかもしれません。

棚ボタの幸せなんて、長続きしないもの。

そんなことよりも、自分で幸せを生み出せる人になった方が長い目で見て、どんなに素敵なことか。

私はパワースポット好きですが、単に神頼みをする場所ではないと思っています。

そのときの決心を神様に伝えたり、(頑張るから見守っていてください的な)靜かな場所で、自分を内観して、心の声を聞いたり、本来の自分を取り戻すために、行くことが多いです。

おそらくみんな、本来は「幸せになるための力」はある。

でも、欲に振り回されたり、理性が弱かったり、人の目ばかり気にして、自分を見失ってしまうから、どんどん不幸になってしまう。

それをまた通常に戻しやすくする場所がパワースポットかもしれません。

私自身も、パワースポットに行くことで、こんな風に色々と大切なことに気付いたりしていますしね。

もちろん「神頼み」も必ずしもいけないことではなく、そのときにいくつもの願い事なんてできないだろうから、「今、一番叶えたいことに気付く」ためにも大切なことだったり。

ただし、自分の都合よく相手を求めていた場合は、「相手をきちんと愛すること」を学ぶ出来事が訪れるかもしれないですしね。
それも神様が、というよりは本当は、“生身の自分”とは違う“本当の自分”が仕向けることでもあるんですけどね。

私もまだまだ力不足だから、自分にいっぱいいっぱいなこともたくさんあって、日々、勉強中です。

お互いに「自力で幸せになれる人」になりたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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