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関係は、努力と共に「育てていく」もの

「合わなければ、縁を切る」なんてことを繰り返している人が、少なからずいます。

もちろん仕事とは違うのだから、プライベートでは、気の合う人としか付き合わない、というのは、ある意味、間違いではありません。

でも、もともとは気が合う人と合わなくなったとき、どうするのか?によって、その人の人生の豊かさは変わってくるかもしれません。

その人の根本的な性格のいい部分は失われていない上で、たまたまお互い、もしくはどちらかが、今、調子のよくない時期で、意見や思いがすれ違ってしまう場合は、一旦、距離を空けつつも、またタイミングを見て歩み寄ることも大事。

そんな不和も乗り越えられたからこそ、一段と絆が深まることもありますしね。

私も学生時代の友達はもちろんのこと、社会人になってからの友達も、もう10年以上の付き合いの人が増えてきていて、長く付き合ってきている分、お互いの変化も見てきているし、「共に人生を歩んでいるんだな」って思えます。

数カ月に1回、ごはんを食べに行ったりして、お互いに会わなかった時期に体験した事、学んだこと、感じたことなどを話し合うことで、相手の経験も学べ、自分は経験していなくても、同じような感情を味わえるものです。

それは、やはり相手との距離感もあって、自分にとって気を許している相手だからこそ、相手の色々な感情を自分のことのように思えるところもあるでしょうしね。

月日と共に、自分も変わるし、相手も変わるし、関係も変わっていくものだけど、お互いに「成長していこう」という前向きな気持ちがあれば、やはり関係を続ければ続ける程、いい関係になっていくんですよね。

それは恋愛でも同じ。月日と共にお互いに変わっていくし、関係も変わっていくけど、お互いに成長し合って、思いやりを持って関係を築いていくことで、唯一無二の関係になっていくもの。

一緒にいたら、意見が合わないことだって出てくるし、喧嘩もするけど、それでも「一緒にいよう」と思えるかどうか。

そこまでのしぶとさを、どれだけ持てるかが、重要なんですよね。

「何があっても、離れることはない」という信頼をお互いに持っていれば、どんなトラブルがあっても二人で乗り越えていこうと思えるから。

距離が近づけば近づくほど、合わないことだって出てくるものだけど、自分にとって都合がいいだけの関係なんて、そうそうあるわけではない。

だから、「合わなければ、縁を切る」なんてことを繰り返していると、もったいないんですよね。

いい関係は、簡単に手にはいるものではなく、努力と共に育てていくもの。

しぶとく関係を築いていきたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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