結婚したいのに、どうしてできないんだろう?と思っている人は、意外と多くいます。
もちろん結婚は、縁とタイミングが大切だから、それが運命的にまだ訪れていないこともあるでしょう。
でも、もしかしたら、その運命が訪れても、チャンスを逃してしまう人もいるかもしれません。
先日、こんな話を聞きました。
ある結婚相談所では、デート5回目で結婚をするかどうかを決めるのが、ルールだそうです。
5回目って早いですよね。まだ相手のことなんて分からないでしょうし。
ふと思ったんですよね。その結婚相談所は、成婚させると成婚料が支払われるシステムだから、早く成婚させたくてしかたがないだろうし、結婚後、どうなるか?なんてどうでもいいと思っているんだろうなって。
そして、そういった結婚相談所に入会している人も、結局のところ、本当の意味で、結婚とはどういうものなのかを理解していないのかもしれません。
ただ、「結婚」という形が欲しいだけで。
だって、本当に結婚して幸せになりたいと思ったら、たった5回のデートで結婚するかどうかは決められないですよね。相手がどんな人かも理解しきれないでしょうし。
そして、結婚に対して、そこまでの理解しかしていないということは、実は、本気で結婚したいとは思っていないのかもしれません。
本当に叶えたいことだったら、人はもっと真剣に考えるものだから!
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それと同じように本気で「結婚したい」と思っていない人は、ふんわりとしたイメージで結婚を考えていることも多い。
だから、結婚不適合者の人と付き合ってしまったり、自分自身も「家事ができない」という結婚に不向きな状態のまま、結婚しようとしてしまうところもあるのかもしれません。
だから、婚活がうまくいかないことも。
本気で結婚したければ、結婚を“本当の意味”で理解し、したいと思うことが大事なんですよね。
結婚って、そんな夢のようなメルヘンなものではなく、「現実的な生活」だから。
そうしたら、どんな人となら、一緒に暮らしていけるのかを、リアルに考えていなくてはいけないし、「私は家事は苦手だから」なんて言っていられないもの。
結婚不適合者と付き合っている場合ではないし、素敵な人に「結婚相手にふさわしい」と思ってもらうためにも、ある程度、家事はできていた方がいいし、相手が「一緒に緒に暮らしたい」と思えるような自分になることも大切。
もしかしたら、「そんなに大変なら、結婚なんてしない方がいいかな」と思うことだってあるかもしれません。それならそれで、独身を楽しめばいいだけのことですしね。
実際に、婚活女性の中には、潜在意識的には「結婚」をしたいのではなく、「恋愛」をしたい人も少なくないですしね。
結婚できない理由は、もしかしたら自分にもあるかもしれませんよ?まずは、リアルに「結婚とはどういうものなのか」を考えてみた方がいいかも!
byコラムニスト・ひかり