物事の見え方はいつだって“自分のフィルター”がかかっている。
自分にとっては「親切な人」だと思っても、相手は下心があって近づいているだけかもしれない。
逆に、自分は「馬鹿にされている」と思っていても、相手は全くそんなことを思っていなかったりする。
だからこそ、自分の心によって、自分の世界って変わってしまうんですよね。
例えば、恋人と別れたとしても、「いい恋愛だった」と思えば、その人にとってはイイ思い出になる。
逆に「最悪だった」と思えば、思い出したくもない経験になる。
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真実なんて、本当のところ分からない。
人の数だけ真実はあると言っても、過言ではない。
また人のホンネなんてものも、本当のところは分からない。
だから、自分の信じることが、自分にとっての真実になってしまう。
自分の世界が幸せであるためには、やはり心が愛に溢れている必要がある。
そうしたら、周りの人たちはみんな、多少欠点はあるけど、優しい人たちになり、自分の置かれた環境は、理想通りとまではいかなくても、幸せな環境となる。
良い世界にいたければ、自分の心から変えるしかない。
さらに言えば、相手に好意を持てる人は、相手からも親切にされやすい。
そして、「自分の置かれた環境は幸せなのだ」と思える人は、機嫌良くいられるからこそ、今ある環境がより良くなっていく。
別に「騙されろ」と言っているわけではありませんが、(多少のリスクは考えないといけませんが)いい解釈が出来る人でいたいですよね。
byコラムニスト・ひかり