偶然だと思えることも実は必然で、大きな力により、仕組まれているものなんですよね。
私たちが生まれてきた生年月日、時間、場所も、単にお母さんの体調次第の偶然ではなく、私たちが“生まれてきたテーマ”を教えてくれる道しるべとなっているものです。
占いって、ある意味、生まれる前に自分が決めてきた人生のテーマを、今世で改めて教えてもらえる“参考書”に近いというか。
占いで、 例えば、病になりやすい人とか、パートナーに先立たれやすい人というのも、その人の生年月日で出てくるらしいです。
それを学ぶためにその生年月日に生まれてきている、とも言えるかもしれません。
だから、生まれてくる前にある程度、人生で出会うべく試練を決めてきているところもあると思うんですよね。
そもそも、生年月日で性格が出てくるということは、ある意味、性格というのは、「そのキャラクターの特徴」みたいなもので、ゲームのユーザー(私たちの魂)が色々なキャラクターの特徴を見て、これにしよう!と決めてきているところもあるのかもしれませんね。
例えば、怒りっぽい人というのは、そういう負荷を持っているキャラクターをわざと選んだからこそ、それをコントロールできる自分になる必要があるというのか。 「こういう性格だから仕方ない」ではなく、そういうキャラクターを選んで自分は生まれてきたのだから、それを上手に使いこなすことが大切というのか。
例えば、相性でも、いろいろとあって、「恋人として合うけど、夫婦では合わない相性」があったり、自立心のあるタイプは、結婚に不向きに見えても、同じく自立心のある人だったら、相性がよかったり。
それで言えば、もし自分が恋愛で学ぶことが必要な時期だったら、「恋人として合うけど、夫婦としては合わない人」と出会ったりもするんでしょうね。
占いで、単に運がいい、悪いしかみなかったら、運が悪い時期は「恐怖」でしかないけど、実は、「生まれてくる前から決めてきた試練」で、それによって学ぶことを求められている、と思うと、前向きに頑張れるものですよね。
運が停滞しているときというのは、物事が動かない時だからこそ、下手に動かないで、じっと自分の能力と魅力を身に付けるときであることもありますしね。
今、あなたが置かれた環境は必ず意味がある。結婚していても、独身でいても、社員でいても、独立していても。
だから、仮に悪いことが起こっていても単に悔やむことなく、踏ん張って、乗り越えていきましょうね。
「神様は乗り越えられない試練は与えない」と言われるのは、そういうことなんだと思う。
“生まれる前の自分”が自分に与えた試練なのだから!
byコラムニスト・ひかり