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アラフォー婚活女性が思う、結婚できにくい理由

今日は、アラフォー婚活女性の私の個人的な気持ちを書きます。

つくづく思うんです。 「結婚適齢期って、人それぞれだなぁ・・・」って。  

歳を重ねれば重ねるほど、 結婚しにくくなる、とは言われますが、 ふと考えたんです。 「もし10年前の自分に戻れたとして、 結婚したいかどうか?」と。

そうしたら、意外にも、 せっかく10年も若返ったのだから、 結婚なんてしないで、 精力的に好きなことをしたい! と思ったんですよね(苦笑)。  

結局、私にとっての“結婚適齢期”はそのころではなかったのかも!  

私の中で「結婚」というのは 自由を奪われて好きなことができにくくなるもの という感覚が、どこかあるんですよね(今も・・・)。 もちろん結婚する相手にもよるとは思うのですが。  

だから、その頃、好きになる相手も どこか“生活感のない人”が 多かったような気がします。 それがますます結婚をしにくくさせる原因になっていたり・・・。  

その代わり、 仕事は頑張れましたけどね。   「仕事ばかりに生きてもさぁ」 なんて思われるかもしれませんが、 私にとって仕事は、 好きなことが仕事になった分、 (ある意味、夢が叶った分) 「仕事=人生」なんですよね。   だから、家庭を持つのと同じくらいに 私にとって仕事は大切なものなんですよね。  

これは、私に限らず、 アラフォー以上で独身の女性は やはり結婚以外に夢中になるものがあって、 独身できたところってあるのでは?と 思うんですよね。   私の場合は、仕事だったけど、 趣味とか、友達と一緒に過ごすことが 結婚することよりも楽しかったりとか。   気持ちが結婚に向いていない分、 なかなか結婚しにくいところって やはりあると思うんです。   それは、その人にとって “婚期が来ていない”と言えるわけで。

一般的に、結婚適齢期って、 「子供が産み育てやすい年齢」を 差すところもあるから、 子供を産み育てることを望むかどうかでも 適齢期は変わってくるでしょうね。  

私も子供ができたら ものすごく可愛がると思うのですが、 子供を産まなかったからこそ、 ここまで自由に好きなことが できたのだ、ということも どこかで分かっていたり・・・。 (特にこの10年間は、 ライターとしてのスタートだったので、 自分にいっぱいいっぱいでしたし)  

それ以前に、 電車とかで見かける赤ちゃんを見て、 本当に「可愛い」と思うようになったのは、 2年くらい前からなんですよね。 (友達の子供とかは、思い入れがある分、 可愛いと思っていましたが)   それまでは、何とも思わなかったんです。 可愛いとも、可愛くないとも。 ようやく母性が出てきたのが、 2年前くらいなのかもしれません(遅い!・苦笑)。  

だから、つくづく思うんです。 結婚適齢期は、人それぞれだと。

ただ、アラフォーで婚活って やりにくいなぁと思うんです。   アラフォーにもなれば、 自分も“おばさんの年齢”になっているのだから、 仕方がないことではあるのだけど、 恋愛対象の相手も「おじさん化」していますしね。  

もちろんアラフォー以上で 素敵な人ももちろんいるのですが、 本音を言ってしまうと、 今まで奥さんがいなくて、1人で生きてきた男性の自己メンテナンスって、ちょっと微妙な人も多い・・・というのか。   (やはり素敵な男性って 奥さんの手によって 魅力を引き出してもらっているところも あるのかも。清潔感も含め)   やはりアラフォーの男性は 働き盛りなので、 メンテナンスに注力していられるような余裕がそこまでなかったり。  

逆に、今までずっと独身で、 すごく手入れをしているような男性は、 どこかナルシストだったり、 他人にも厳しすぎたり、 (潔癖症だったり) そもそも独身主義者だったり・・・。   そんなオジサン化、オバサン化した男女が出会い、 「一瞬にして恋に落ちる」って、 結構、難しいような気がします。 (若い頃の恋に落ちる感覚のまま 恋愛相手を探している人は多々いますが・・・)  

例えば、一緒になにか作業を共にしながら 相手のいいところを知って じわじわと好きになったりしないと、 なかなか好きになりにくかったり。 (まあ、デートを重ねることで 好きになることもあるでしょうし)  

そういう意味では、婚活パーティーとか ネット婚活とかって、 第一印象でジャッジするところもあるから、 難しいところはあるでしょうね。 (歳を重ねれば重ねるほど、特に)  

意外とアラフォーで 恋愛しやすい相手というのは、 昔の若い姿をお互いに知っている相手 かもしれません。   今、初めて会ったら、 単なるおじさんなのだけど、 昔の姿も知っている分、 その印象が上乗せされますしね(笑)。 (相手にとって、自分もそうでしょうし)  

そういえば、 60代で結婚した桃井かおりさんは 幼なじみの人と結婚しているし、 阿川佐和子さんも昔から知っている人と 結婚しているんですよね。   こうなったら、同窓会を片っ端から企画しちゃう?(笑)  

おそらく歳を重ね、 アラフィフ以上になったら、 ますます同世代の人と 恋をしにくくなってしまうかもしれません。   だからこそ、やはり結婚を望むのであれば、 今、意識を変える必要があるんですよね。  

たとえ、相手が「おじさん化」していても、 話が合ったり、 一緒に楽しく月日を過ごせるような 相手なのであれば、 自分が相手の魅力を引き出せばいいのだ、と。  

若い頃に言われていたのとは また違う意味で 「男性を育てる」というのか。  

アラフォーになったら、若い女性の感覚のまま婚活をしたら、ダメなような気がします。   「いい人を探す(相手次第)」のではなく、 「いい人に変える(自分次第)」気持ちで、 自分でも希望とする方向に進めるように 工夫をする必要があるというのか。  

それが、「成熟した大人の魅力」にもつながると思うんです。 (ただただ受け身で 自分の都合のいい相手を探すのは、 “お子ちゃま”かもしれません)  

とはいえ、 もちろん「結婚しない」という選択も もちろんあります。   無理して結婚しても、キツイですしね。   若い頃とは違って、大人の女性だからこそ、選択肢が増えていることもあるもの。   だから、結婚ばかりにこだわらずに 色々な選択肢を持って、 幸せに生きる道を見つけていきたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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