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親の「結婚しなさい」攻撃に悩んでいない?

親からの「結婚しなさい」攻撃に悩んでいる女性は少なくありません。

親は子供の将来を案じて、「早く結婚しなさい」と言うものですが、それが子供にとって、プレッシャーになることもあるものです。 

だったら、そんな口だけ出さないで、「私の好みのタイプで結婚できる男性を目の前に、連れてきてよ!そうしたら、今すぐにでも結婚するわよ!」と言いたくもなるものです(苦笑)。 

スピリチュアル的なことを言っても、親が子供の人生をコントロールできるわけがありません。

その人にはその人の人生のテーマがあるし、結婚する、しないも含め、人生のタイミングがあるので、親の言うタイミング通りに物事が進むわけではありません。 

もちろん中には、“親が用意した許嫁”がいるなんて人もいるかもしれませんが、稀ですしね。

結婚しないのは親不孝なのか?と言えば、当たり前だけど、親不孝ではありません。

親の理想通りに生きる=親孝行ではないし、子供は親の所有物ではないので、育ててくれたことに感謝をしつつも、自分の人生を歩むことはなにも悪いことではありません。 

今、「結婚していない人が増えている」という現象は、今までの日本にはあまりなかったから、親の世代の人たちには、理解できないところもあると思うんです。

でも、一昔前の女性であれば、「素敵な男性を見つけて、早く結婚しなくちゃ!」=「それができないと、幸せになれない」という世の中であったけど、今は、必ずしもそんな時代ではなく、女性の人生の選択肢も増えてきているので、いい加減、親の価値観はさておき、私たちは色々な選択肢の中で「自分に合ったものを選んでいく」という意識が大切になってくるでしょうね。

実際に「結婚したい」と言っている人って、ただ単に結婚したいわけではないんですよ。

現実的に、“特に好きでもないけど、結婚してくれる男性”が目の前に現れても、結婚する人は稀ですよね。 

つまり、大体の婚活女性が、理想の相手と出会い、恋愛し、結婚したい!という、夢を持っているわけなんです。 

それって、仕事で言えば、「自分の才能を生かせる仕事でお金をもらって生きていきたい」と言っているのと同じくらいのこと。 実は難易度に高いことだということに気付いていないんですよね。 

更に言えば、本当に結婚後のことも想定して、「結婚したい」と思っている人は少なくて、「結婚したら、幸せになれるはず」とか思考が停止した状態で、結婚しようとしているところもあるんですよね。 

そんな自分らしさも分からないまま結婚したところで、幸せになれるかどうかは微妙でしょうね・・・。 

だから、結婚していないときにこそ、自分らしさをきちんと見つけておくのも大切でしょうね。そうしたら、選ぶパートナーも変わってきますし。 

結局、子供が結婚して不幸になって喜ぶ親なんていないので、まずは「幸せになる」ことが、一番の親孝行のような気がします。 

自分が幸せだと、親を幸せにする力だって出てきますしね。 

だいたい親は、そこまで人生を理解して、「結婚しろ」なんて言っていることは、まずありません。

 逆に人生を分かっている人であれば、「結婚だけが幸せではないのだから、好きに生きなさい」と言うはず。 

親のただただ言っているだけの小言を鵜呑みにしないで、自分らしく幸せになって、親を幸せにしてあげることが、一番の親孝行だと思いますよ!

byコラムニスト・ひかり

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