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もしかして、“仕事と結婚”していない?

“仕事と結婚”している独身男女は多いものです。

以前、美輪明宏さんがテレビで、「女優は、“女優という仕事”と結婚している。だから、普通の人と結婚したら重婚になる」というようなことをおっしゃっていました。

ふと思うんですよね。女優に限らず、仕事や夢と結婚している独身者って多いのかもしれないな?って。(男女限らず)

おそらく2パターンの人間がいると思うんです。

・家族のためなら、仕事を変えられる人

(家族のために、もっと収入のいい仕事に就いたり、時間の融通がきく仕事に変えることができる人)

・家族がいても、仕事は変えられない人

(だったら、それを反対する家族と離れる人)

後者の場合は、すでに「仕事と結婚している人」なのではないか?と。

だから、自分がその仕事をし続けることを応援してくれることを前提に、相手選びをしている時点で、すでに「仕事と結婚」していて、その上で共同生活ができる人を求めている、って感じでしょうね。

それは、「本当に結婚したい人」とは、ちょっと違うんですよね。

その生き方がいけない、と言っているわけではなく、ただ、「自分は普通の婚活している人とは違うんだ」という自覚を持っていないといけないかもしれません。

普通に結婚し、幸せな家庭を維持できる人は、家族のためなら、仕事を変えられるくらいにまずは「家族ありき」で物事を考えられるし、その分、仕事にそこまでの思いがないことも少なくないから。(家族と共に過ごす時間を、優先順位で1位に出来る人だから)

逆を言えば、仕事人間タイプの異性を好きになってしまったときは、その人はすでに「仕事と結婚しているんだ」というのを前提の上で、関わるようにした方がいいでしょうね。(※趣味人間の人も同様)

おそらく、仕事人間は同じく仕事人間の人と付き合ったり、結婚したりした方がバランスはとれるのかもしれません。

ある意味、W不倫みたいな感じだけど(笑)、

どっちかが独身でどっちかが既婚者だったら、やはりバランスってとれなくなってくるから。

もちろん自分勝手なタイプの人は、自分は既婚だけど、相手は独身がいい。自分の思い通りにしたい、なんて思いがちだけど。その場合、独身の相手に逃げられることは多いので、ご注意!

逆に自分は「仕事人間」でないなら、「仕事人間」を恋愛対象にしたり、結婚相手にすると、寂しい思いをすることは理解した方がいいかも。

ある意味、“不倫”みたいな感じですしね(苦笑)。

その判断基準は、家族のためなら、仕事を変えられるタイプか、変えられないタイプか(変えないで両立を試みる人も含む)。

例外として、もし意中の相手が、仕事を変えられるタイプなのに、四六時中、忙しくて会えない場合は、「仕事人間」というよりも、働く環境が悪かったり、単に要領が悪かったり、人と関係を深く築けなかったりすることもあるから、それはまた違う問題かも・・・。(※今回のテーマとは違います。)

そういえば、以前、「オーラの泉」(テレビ朝日系)で小雪さんが美輪明宏さんに「女優の仕事はお役目だから」と言われていました。

おそらく仕事人間の人って、なにかしら“お役目”があるからその仕事に付いているし、人生をかけて夢中になっているところもあるのかも。(逆に仕事人間ではない人は、家庭を持って、子供を大事に育て、世に送り出し、子孫繁栄することがお役目であることも)

もちろん一生お役目があるわけでもないから、(人にもよりますが、だんだん仕事が落ち着いてきたり、異動や退職することもあるでしょうし)そのお役目が終わった時にプライベートの時間が充実して、パートナーが見つかる人もいますしね。

逆に、森光子さんや黒柳徹子さんのようにずっと女優と結婚している方もいらっしゃいますしね。樹木希林さんもどちらかというと女優と結婚していたタイプかも・・・?(夫は愛人くらいのポジション)

何はともあれ、「仕事人間」の人は、恋愛、結婚があまりうまくいかないこともあるかもしれませんが、「自分はすでに、仕事と結婚しているんだ」と思って、家内円満(!?)を目指しながら、それを理解してくれるような将来のパートナーを見つけられるといいですね。

そんなことを思うものです。

byコラムニスト・ひかり

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