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「ボヘミアン・ラプソディ」で学ぶ恋愛の極意

映画「ボヘミアン・ラプソディ」を拝見しました。

すごく胸が熱くなる作品でした。天才って、従来の常識、殻を壊して、今までにない作品を作るものなんですよね。

映画のタイトルにもなったシングル「ボヘミアン・ラプソディ」は、当時は「6分を超える曲はラジオで流してもらえないからヒットしない」と言われている中、知り合いのラジオDJに流してもらい、異例の大ヒットをした作品。

もちろん枠を壊すことばかりがいいわけではないけど、自分が魂を削って作った作品に自信があるからこそ、曲を短くしないことにこだわったと思うんですよね。

現代でも、アーティストであっても、お金を払う側の言うことを聞いて、折り合いを付けなくてはいけない場面が多々あるものだけど、自分のポリシーを貫き通して、さらに大ヒットにまでするというのは、かなりカッコイイですよね。

(ここからは若干ネタバレになるので、ご注意)

この映画でつくづく思ったのが、「誰が味方でいてくれるのか」というのをよく見極めることが大切だなぁということ。

フレディは、マネージャーでもあるポール・プレンターの思惑によって、どんどん誤った方向に進んでしまうんです。

ポールはフレディーを独占し、コントロールしたいかのように、フレディーを大切に思う人たちからの電話をとりつがなかったり、フレディーを薬やパーティに溺れさせるような手助けをしてしまいます。

どうやら単なるマネージャーではなく、愛人という立ち位置でもあったため、色々な意味で、フレディに対して嫉妬をしていたようです。(別れた後は、悔しさから悪評を流してお金儲けをしたり・・・)

芸能人とマネージャーとか、ビジネスで言えば、共同経営者の関係とかだと、二人三脚で歩んでいくことがあるし、プライベートでも、夫婦や恋人というのは、「共に影響し合って、人生の時間を一緒に歩む」ところがあるので、気を付けた方がいいことがあります。

ホント、パートナー選びには気を付けた方がいいし、「心根がいい人」を選んだ方がいい、と。

パートナーの言動によって、自分の人生が変わってしまうことだってあるから! それこそ自分の悪口に吹聴しまくるような恋人だったら、いい迷惑ですしね。 

人生において、きちんと信用できるパートナー、仲間、友達を作るのって、本当に重要なこと。 

そういう人こそが、自分が間違った道に進んだときには嫌われるのを覚悟して、きちんと指摘してくれるものだから! もちろん自分もきちんと言える人間でなくてはいけないし。 

それで言うと、相手が変に変わってしまったときに注意もせずに、「今は、距離を空けよう」なんて淡泊な関係しか築けないような人は、友達でも何でもないからご注意! 

話を戻すと、どんなに寂しかろうが、恋人が欲しいだろうが、変な人とは、付き合わない方がいい!自分の人生を狂わせてしまうこともあるから。(悪影響を与えられてしまうから) 

人は孤独を恐れるものだけど、恋人がいたら孤独ではなくなる、なんてことでもないもの。 

だって、本当に心から人と人が理解し合えるなんてことはやはり難しいから。今までの生きてきた環境も違えば、価値観だって、個性だって違うものですし。 

それでも、自分と違うところを許容しながら関わっていくしかないんですよ。それは、たとえ親子であっても。 

そして、誰もがみんな自分の人生を1人で歩んでいかなくてはいけないもの。 人の人生に乗っかることなんてできないですしね。 

誰もが孤独から逃れることはできない。だからこそ、孤独と上手く付き合うために一番大切なことは「孤独を受け止めること」なんですよね。孤独を避けようとすることではなく! 

この映画を観てつくづく思ったのは、どんなに孤独であろうと、本当に信じられる友、パートナーを持つことがいかに重要か、ということ。

プライベートでも仕事でも、パートナー選びは慎重に!ですよ。

byコラムニスト・ひかり

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