別れる時、モテる人ほど、相手が振るようにもっていくことも多いもの。
なぜなら、「恨まれないことが一番大切」だからです。
自分は別れたくないのに、
相手が一方的に別れを切り出したら、可愛さ余って憎さ百倍になることはよくあること。
それは逆を考えても同じこと。
自分が別れたい時でも、相手が自らの意志で「別れ」を決断し、切り出した方が、「それを受け止める」という形の誠意を見せることができます。
そうすると、相手は別れたことにどこか納得できるところもあるのです。
一見、腹黒い行為にも見えますが、相手がその別れを納得できるようにもっていくという意味では、「優しさ」とも言えます。
逆に、別れ際に、相手に対して「ここが気に入らなかった」など、グダグダと悪口を言って、最後に相手に勝ちたいと思ってしまう人もいます。
それも、ハッキリ言ってしまえば、“お子ちゃま”です。
何度も言うように、「恨まれることが、一番、損」なんです。もう気持ちがあろうが、なかろうが、
「惜しい人を失ったな」と相手に思わせることで、最後に自分が「勝つ」ことができるのです(例え、フラれた立場であっても)。
自分から振ることばかりにこだわり、相手に勝った気でいる人は、むしろ相手に負けているところもあるかもしれません。
もし、相手がすんなり別れを受け入れて、あなたの悪口を全く言わない時は、相手の方が相当、上手(うわて)である可能性もあるかも…?
何はともあれ、恨まれるような別れ方だけは、自分にとっても、相手にとってもいいことではないので(恨む方だって、幸せになれないし)、避けるようにしたいものですね。
byコラムニスト・ひかり