パートナー選びで、意外と見落としがちですが、重要な“見ておいた方がいいポイント”があります。
それは「相手に劣等感があるかどうか」。
そもそも自分を受け入れられていない人が人を受け入れられるような余裕がないもの。
さらに、人に嫉妬したり、意地悪をしたり、差別をする人ほど劣等感が強い人が多いもの。 それは、自分と違う環境の人を受け入れると自分を否定することになるから受け入れられないんですよね。
人生はいつでも「自分との戦い」だから、パートナーが劣等感が強くても、他人がどうこうできることではないんですよね。自分で克服するしかない。
「今の自分でOKなんだ!」という自己肯定感は、自分で持てるようになるしかないんです。
そこを乗り越えている相手でないと、つねに自分を肯定するような言葉を求められることも多いでしょうし、(「どうせ、僕(私)なんか・・・」「あなたとは釣り合わない・・・」とか、言い出されても、面倒ですしね。)自分が楽しいことをしていると、足を引っ張られかねないんですよね。
ある程度の大人であれば、自分で克服するくらいの精神的な成熟はしていてほしいものですよね。
結局、劣等感の強い人はそれが原因で、変な言動をして、人間関係を壊しがち。 そんな人と共に生きていくのは結構、苦労が絶えないものでしょう。
例えば、いくつになっても、学歴コンプレックスを持っている男性って意外と多いもの。(そういう人は、自分よりも学歴のいい女性を受け入れられなかったり)
もう大人になって、それなりに仕事もしているなら、そんなのどうでもいいことです。(もちろん出世を目指すなら学歴が関係してしまうこともありますが) 学歴に限らず、好きな仕事に付けなかったコンプレックス、モテなかったコンプレックスなどコンプレックスを抱えたままある程度の大人になっても引きずっているは少なからずいます。
「いい加減、そんなことよりも今をちゃんと生きようよ。そうしたら、自然とそんなコンプレックスすら自然と克服できているものだから!」と思うものです。
ただ何度も言うようですが、その人のコンプレックスは、その人でしか解消できません。 劣等感がある人はきちんとしたパートナーシップを築ける段階に至っていない人、といっても過言ではないかも。
だから、パートナー選びでは、パートナーシップを築ける段階に至っている人(=せめてコンプレックスは克服している人)かどうかは、きちんと見た方がいいかもしれませんね。
byコラムニスト・ひかり