いくら社会的ポジションが高くなっても、それでプライベートが充実するとは限らないもの。
むしろ仕事で多忙になることで、プライベートが犠牲になることだってある。
それで言えば、芸能人だって、有名になればなるほど、気軽に街を歩きにくくなるし、堂々とデートもできなくなるから、恋愛がしにくくなることも。
逆に、可愛い子供、素敵な旦那さんと幸せな家庭を気付いている専業主婦は、社会的ポジションなんて関係なく「人生の成功はしている」とも言えますしね。
また、多額のお金を得ることで、人生の幸せを失うことだってあるもの。
世の中、お金を持つことで横柄になって、大事な人間関係を壊してしまう人もいるし、逆に自分に寄ってくる人がほとんど金目当ての人ばかりになって、人間不信になってしまうことだってあると思う。
むしろ、お金を得ることが仕事を頑張るモチベーションになることもあるから、お金に困らなくなることで、仕事のやる気が失って、人生がつまらなくなることもあるかも。
そもそも、「お金を得る」というご褒美が嬉しいものだから、もう稼がなくてもいいほどあったら、その楽しみも失いますしね。
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結局、何が言いたいのか?というと、人はすぐに「社会的にポジションが上がること」「お金持ちになること」ばかり望むけど、程よいところで手を打たないと、逆に不幸になることもあるんだろうなってこと。
自分に合わない社会的成功やお金を得たら、むしろ苦労することもあるし、大事なものを失うことも出てきてしまう。
だからって、社会的成功もお金も必要ない、なんて言っているのではなく、どこが自分の程よいところなのかは、感じられるようになっていた方がいいんでしょうね。
ブランドの服で身を固めるのももちろん素敵なことだけど、プチプラを楽しめるくらいの大衆性があった方が、人生は面白いこともある。
一般的な社会的成功ではなく、“自分にとっての人生の成功”に目を向けられる人でありたいものですね。
その方が、幸せな人生になり得るから!
byコラムニスト・ひかり