サイトアイコン HAPPY WOMAN NEWS

占い好きの人が、気を付けるべきこと

占いは面白いものですが、占い好きな人ほど、気を付けなくてはいけないこともあります。

占いで未来が分かればいいか、というと、そんなことでもないんですよね。 

やはり映画を観るのでも、原作を知っているのと、知っていないのとでは楽しみも違うというか。 

原作を知っていると、結果も知っているからこそ、ストーリーを楽しむよりも演出の方が気になるし、自分が理想とするような形になっているかどうか、という厳しい目で見てしまうところも。 

逆に原作を知らないと純粋にその映画を楽しめることもありますしね。 占いもそうで、いくら当たる未来を言われたところで、知らない方が人生は面白いこともありますしね。 

もちろんその占い師さんの実力を知りたいときとか、スピリチュアルに半信半疑なときには、「当たった!」ということに面白みを感じることもありますが。 

もう「スピリチュアルなことが現実的にある」と分かっていて、当たることは知っている占い師さんに未来について何でも言われたいか?というとそんなことでもないわけで・・・。(とはいえ、占い師さんも人間なので、どんなに当たる人でも、コンディションが悪いと外れますが)

例えばですが、私だったら、10年前に婚活ブログを書き始めたころに、未来をズバリ言い当てる占い師に「コラムニストになるけど、10年後も結婚していないよ」なんて言われたら、どう思うのか(苦笑)。 

今なら、結婚だけが幸せではないということも、独身でいることの幸せも知っているから今の自分に納得できているけど、10年前の自分が今の自分の状況を「わ!理想的!!」なんて思うほど、精神も成熟していないから、難しいですよね。 

しかも、未来を知った分、「何が何でも10年以内に結婚しよう」なんて変な行動をして、未来を変えてしまうこともあるでしょうしね。(その結果、残念な結婚をして、離婚をしてしまう、とか) 

未来は変えられる、という人もいれば、変えられない、という人もいます。

それはどういうことか?というと、変えられる未来もあれば変えられない未来もあるってことなんだと思うのです。 

生まれてくるまでに絶対に経験しようと決めてきたことはそのタイミングになったら、体験するようになっているけど、それ以外のところは意外と自由度があったり。 

例えば、ドジって足をねんざしたとしても、そこまでは運命ではないわけで。 

つまり、例えばですが、生涯を共にする相手と2021年に結婚する運命ならば、2020年までには出会う、なんていう運命までは決まっているとしても、それまでの間は、色々な人と出会って、自分の学びに影響のある相手と恋愛をしたり、別れたり、場合によっては結婚して、離婚したり、なんてこともあると思うんですよね。 

もちろん、そういう経験はその時の自分の状況に必要だから起こることも多々ありますが、「恐れ」の思いからやってしまう言動は悪いものを掴んでしまうことも多いから本来は経験しなくてもいいような不幸を体験してしまうこともあるかも。 

だから、下手に占いで不安になったり恐れたりするくらいであれば、見てもらわない方がいいわけです。

だって、それを聞いてしまったから“運命ではない不幸”を掴んでしまうこともあるから!(もちろん学ぶべきことだからその不幸を手に入れたわけなので悪いことだとは言い切れませんが) 

占いの結果を知るべきか、知らないべきかというと、そこにすがらなくても「自分で道を切り開ける人」になることがいいに決まっています。 

ただ、スピリチュアルな人にご縁ができやすい人は、どちらかというと「スピリチュアルなことに目覚めるため」に出会っていることも多いのかもしれません。 そのために、「占い師の言うことが当たる」という出来事が必要なこともありますしね。 

だから、幸せになるために占い師に未来を言い当てもらうという依存はしない方がいいけど、スピリチュアルな世界に触れたいという人は、占い体験はいいことだと思うものです。

占いはほどほどに!

byコラムニスト・ひかり

モバイルバージョンを終了