以前、あるサイトに、私のブログが紹介されていました。
「何年婚活しているんだよ」とツッコまれていました!(笑)。
なるほど。人によっては、そういう風に見るんだ、と。
私自身は、婚活をしていたからこそ、結婚の本当の意味を知り、人生を考え、婚活自体が変わってきたものですが、一般的な婚活って、お見合いしたり、婚活パーティーに行ったりして、「とにかく、結婚できればいい」みたいな、そんな表面的な活動のことを指しているんでしょうね。
現在は、分かりやすさを求められる時代ではあるけど、人生はそこまで単純ではない。
それを理解できる人が、どれだけいるのだろうか?
単に結婚するなら、誰でも“結婚したい人”を見つければ、意外とできてしまうものだと思う。(お互いに相手を選ばなければね)
だけど、本当の結婚の意味を考え、人生においての幸せを考えた時、「結婚のための行動」って、変わってくるもの。
焦って、納得しないような結婚をしないために、「独身生活を充実させる」ことも、自分の結婚のタイミングを見ることも、実は、「婚活の一環」だったりするものだったりする。
そういった物事を色々な角度で見て「本質を知ろう」とする人が、どれだけいるのだろうか。
◇
壇蜜さんのエッセイ本「どうしよう」を読んだら、テレビ業界についてこんなことが書かれていました。
《露出の多い恰好をしているから、性格も淫乱で当たり前……と思われていることが、大変「分かりやすいな」と思った。》
メディア、特にテレビは分かりやすさを追求する。
でも、私たちの頭まで単純化しちゃ、ダメなんじゃないの?単純じゃない、裏側こそ面白いのだから!
裏側も見て、ようやく真実が分かることもあるのだから。
◇
もちろん私のコラムはただ単に結婚をしたい人、今すぐにでも、とりあえず結婚したい人の需要には合わないと思う。
ただ、そうではない「結婚をはじめ、人生とは?幸せとは?を考える人」にとっては、参考になっていると自負しています。
目先の不安を解消するために行動をし、あらゆることに目をつぶって、突き進むことはできても、それらのことは、いつか必ず人生の壁としてぶつかる。
それは、遅かれ早かれだったり。
婚活が、単に「結婚する」ための活動ではなく、「結婚、そして人生を考える」活動で、何が悪い!
そんなことを思うものです。
byコラムニスト・ひかり