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家族との関係は、学ぶべきこといっぱい!

■家族は、運命の人!

「家族」ほど、前世からのつながった縁である人はいないかもしれません。

“運命の人”というのは、単に恋愛や結婚の相手だけでなく、友達や家族にも言えることだと思うんです。

家族関係には、「今世で学ばなくてはいけない学びがいっぱい詰まっている」とも言えるわけで。

もちろんお互いに傷つけ合ってしまうのであれば、離れることも大切だと思います。

血がつながっているからって、縁を切らないでいたら、命の奪い合いをする関係になることだってありますしね。

ただ、そのときは、もしかしたら「来世への繰り越し」になることもあるかもしれません(来世でもまた近しい関係で出会ってしまうというか)。

だから、単に「恨む」だけではく、なにか1つ大事なことを学んだ方が、もしかしたら今世でステップアップできるのかもしれません。

■修羅場を乗り越えた家族だから…

そういう我が家も、ホント、色々と大変でした(苦笑)。

今も時々、大変なことはありますが(苦笑)、色々なことを乗り越えた分、そう簡単には縁は切れないだろうとどこかで家族みんなが安心しているところはあるのだと思います。

結局、いろいろあったけど、最終的には「見捨てなかった」というのは大きいのかな、と思います。
(詳しくは書けないのですが、この言葉が一番的確というか)

それは子供が親にだけではなく、もしかしたら親だって子に対してそうなのかもしれませんが。

だからこそ、今となれば、お互いにどこか優しさを持って接していられる、というのか。

結局、「親」と言ったって、自分とは違う存在。

だからこそ、心のどこかで、「もうこういう人だと思う」(諦める)「許す」というのが必要となってきます。
(親だからと言っても、精神年齢が上とも限らないし)

その欠点に対しては、自分がうまく対応できるようになれば、問題は起こりにくかったりしますしね。

結局、「親から自立」ができていれば、親がどうであろうと影響を受けにくくなる分、どこか許せるところもあるのだと思います。

だからこそ、「自立をする」というのもすごく重要なことですしね。

■前世での母との関係

嘘か誠か、以前、ちょっとスピリチュアルな人に見てもらったときには、私にとって母は前世では「ライバル的な存在」だった、なんてことを言われたことがありました。

もしそうだとしても、今は、どうにか親子として愛情を持ってお互いに接しているのだから、今世では、どこかクリアできたところもあるのかもしれません。
(とはいえ、大人になってから、しばらく連絡をとらなかったことは、2回程ありましたよ。かなり深刻な関係悪化で。23歳の時は家出同然で一人暮らしを始めましたしね)

人はそう簡単には変わらない。

ただ、人様に迷惑をかけないのであれば、自分が対応すればいいだけのこともある。

その代わり、その親だからこそのいいところも、もちろんある。

親も年をとれば、性格もだいぶ、丸くなってくるので、若かりし頃にされたことも、ある意味、水に流すことも大事なわけで。

だって、もう“その頃の親”は、存在していないのだから。
“今の親”を見ることも大切。そう思っているところはあります。

■なにか1つクリアしよう

世の中には、シャレにならないような親子関係だって、あると思うので、誰もが皆、家族との関係を今世でクリアすべき、なんてことは思ってはいません。

ただ、何度も言うように、今世で仲良し家族になる必要はなくても、なにか1つだけでも、クリアできることがあればいいんじゃないかな、なんて思ったりします(例えば、少なくとももう会うことはなくても、遠いどこかで相手の幸せを願う、とか)。

自分が変われば、相手が変わったり、状況が変わったりすることは正直言って、あるから。

そして、それを学ばせるために、今の家族の形があることもあるから。

相手のせいにばかりしないで、いや、相手が悪いにしても、それに対して自分がどれだけどんな思いを抱けるのか、それが大事なんだと思うのです。

人生はいつだって、「自分との戦い」だから。

家族の縁は簡単に切れるものではない。
そんな縁だからこそ、何かしらのテーマがあって、今世で出会っている。

そのテーマを少しでもクリアできるといいですね。

byコラムニスト・ひかり

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