■上手な別れ方って?
別れ方って、その人の性格も出てくるものです。
「音信不通」「自然消滅」をはかる人とか、「最後は今までの不満を全部スッキリ吐き出して、スッキリして別れる」なんてやり方をする人もいるでしょう。
「音信不通」「自然消滅」はハッキリ言って、大人としてカッコ悪いです。
自分で後始末も出来ずに「逃げる行為」ですからね。
最後に言いたいことをぶちまける人も、ちょっと気を付けた方がいいかも。
もう別れるのだから、わざわざ相手に恨まれる必要はないですしね。
どこでバッタリ再会するかわからないし、相手と自分とで共通の知り合いがいて、その人に悪口を吹聴されることだって可能性はゼロではないので、
(中には、リベンジポルノをする人だっていますしね)
もう縁が切れる相手に対しては、淡々と別れた方が賢明でしょうね。
どんなに言いたくことがあったとしても、グッと堪えて、「今までありがとう」と言って、別れた方がその後を考えるといいものです。
ただ、相手の方が悪くて別れるにしても、そもそも「振られる」という立場になることにプライドが傷つく相手もいるものなので、逆上されてしまう可能性もゼロではありません。
だから別れ話は、どんなに信用できる相手であろうと、「明るい時間帯」に「公共の場」でというのは鉄則です。(深夜にどちらかの家で、なんて以ての外)
そうしたら、何かあった時には、誰かが助けてくれたり、警察がかけつけやすくなったりしますしね。
■暴力的な相手と別れるときは
基本、きちんと会って、お互いに「別れ」を同意して別れることが大切ですが、唯一、メールでお別れをした方がいいのは、相手が暴力的な人の場合です。
それでも家に来たり、職場に押しかけて来たりする可能性もあるでしょうね。
怪我するくらいであれば、逃げた方がいいので、引っ越せるのであれば、引越してしまった方がいいでしょうしね。(そうでないときは、近所の交番に相談しておく、とか)
転職は、そう簡単には無理だから、今の職場を知っている場合は、上司に相談しておいて、相手が押しかけてきたときは、警察を呼ぶとか。
暴力を受けたときの医者の診断書とかもあると、DVの証拠になるでしょうしね。
とにかく感情的にならずに、知恵を使うことが大切なんですよね。
別れる時こそ、冷静に!
byコラムニスト・ひかり