■ゲイの彼を好きになったら…
好きになった男性が、ゲイだった!なんてこと、意外とあるようですね。
この「HAPPY WOMAN NEWS」でも、人気の記事が、「恋愛お悩み相談室]ゲイの彼を好きになってしまいました」であるように、意外とゲイの男性の、女心が分かる優しい人柄に惹かれてしまう女性もいるようです。
ゲイの場合は、振り向かせるのは、難しいかもしれませんね。
ノンケがバイセクシャルになることは意外とあるようですが(ゲイの人がノンケの人を恋に落とすことって、意外と聞くんですよね)、ゲイをノンケにするのは、難しいかも・・・。
私にも何人かゲイのお友達がいますが、内面は女子なので、もう女子トークですしね(笑)。
それこそ、ゲイの人を好きになったのであればどうにか振り向かせようなんてしないで、そのままの相手をそのまま好きでい続ける方が、愛に近いでしょううね(恋愛相手は、他に探して)。
そんな恋したくなるような素敵な友達がいることも、人生においては貴重だと思うけどなぁ。
■LGBTを「分かったフリ」はよくない
最近は、LGBTに対して、「分かったフリ」をしてしまう人も意外と多いと思うのですが、当人以外は、本当の意味でその苦悩は分からないといっても過言ではないかもしれません。
私だって分からない。
逆に、そういう人たちには、逆にノンケの気持ちが分からないこともあるかもしれないから、「みんな、それぞれちょっとずつ、相手のことを分かっていない」くらいの認識でいた方がいいかも。
以前、ハフポストのミッツマングローブさんの記事を読んで、なるほどなぁと思ったんですよね。
「保毛尾田保毛男」というキャラクターがテレビで放映されて、炎上騒動になった件について、「『多様性への理解と配慮』なんて聞き分けの良さそうな言葉を軽々しく口にするのなら、普通じゃない人が隣にいる違和感を、自分なりに咀嚼する感性をもっと尊重し、磨かないと。」と。
敏感になりすぎて腫れものに障るようにする方がよほど相手を傷つけることもありますしね。
ただ、ゲイであることを、“笑い”に変えていいのか?というと、難しい問題でもあるし、自分で笑いに変えられる人と、劣等感を抱えている人とでは、感じ方は変わってくるところもあるかも。
(&調べてみて分かったのが、ホモという表現がゲイとは違って、ちょっと侮辱的なニュアンスがあるみたいなんですよね・・・。つまり名前自体がアウトなことも)
だけど、ゲイの人はみんな「保毛尾田保毛男」みたいな人のわけではない、という認識から(実際にゲイにあんなタイプは少ないでしょうし)、純粋に、ゲイであることを関係なくそのキャラクター自体がユニークという認識をされるのであれば、また反応は違うでしょうしね。
だから、そういう意味でも、まだノンケの私たちがLGBTについての認識が表面的であるってところもあるのかもしれませんしね。
“知らない”からこそ、関わり方に悩むこともあるでしょうしね。
ただ、LGBTの人たちに、一昔前は差別があったのも事実なわけで、そういう意味では、少しずつ、認識し、進歩しているのではないか、とも思うんですけどね。
何はともあれ、「みんな、それぞれちょっとずつ、相手のことを分かっていない」くらいの認識を大切に!
byコラムニスト・ひかり