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遅刻&ドタキャンは、相手の時間を奪う行為

遅刻&ドタキャンは、相手の時間を奪う行為

■遅刻していない?

時間って、見えないものだけど、お金と同じくらい大事なものだったりします。

ずっとあるものだと思いがちだけど、ある日突然、人生が終わることだって無きにしも非ず。

身近にいる人が亡くなってからは、ますます時間は「有限のもの」だと思うものです。

結局、その人生の限られた時間でどんな風に過ごすか?が大事だったり。

私自身は昔からずっと「お金」よりも「時間」を大切に生きてきたような気がします。

将来の安泰よりも、今、ワクワクして面白いものを選んできました。

それが「人生を作るもの」だと思っているからです。

そんな中、私が一番されると嫌なことと言えば…遅刻とドタキャン。

もちろん、やむを得ない理由の場合は、仕方がないですよ?

それに、遅刻されても、その間、カフェで本を読んでいればいいし、ドタキャンされても、他にもやらなきゃいけないことがたくさんあるから、時間が空いたらやることはそれなりにあります。(日々、休みを返上して仕事をしているし…)

ただ、やむを得ない理由もなく、遅刻やドタキャンをしてしまう人って、相手の時間を大切にしていないんですよね。

だから、どちらかというと、自分のせいで相手にムダな時間を使わせていることに気付いていないと、頭にきます。

さらに、スケジュールが変わって、代わりのことをするようになった時って、やはりいい気分はしない。

遅刻やドタキャンをしている人って、相手に対して、そういう「不愉快な時間を与えてしまっている」ことをどれだけ分かっているのか。

自分が忙しいのは大いに結構。でも、それは相手には関係ない。

自分が忙しいから相手の時間は無駄にしていいはずがない!

■遅刻をしてしまった苦い思い出

私は、著名人インタビューの仕事をしていますが、スケジュールは分単位なんですよね。

インタビューの時間を30分から35分に、たった5分延ばしてもらうだけでも、一苦労。

もちろん、決められた時間をオーバーしたら取材をストップさせられるし、ましてや遅刻なんて論外だったりします。

でも、それだけ“貴重な相手の時間”をいただけるからこそ、その30分の時間のために、私は1日かけてその人について下調べをしたりします。

それって、相手に対するリスペクトだと思うんですよね。

また、私自身、学生の時に、あるカメラマンに就職用の撮影をしてもらう予定だったのですが、5分遅れたら、スタジオに入れてもらえなかったことがあります。

(実は、公園を通ったら、カラスに糞を落とされ、頭を拭いたりして遅れたのですが・・・苦笑)

学生時代なんて、時間は余るほどあるからこそ、相手の時間もたっぷりあるなんて勘違いしがちなんですよね。

相手と会う約束をしたときは、「相手が時間を作ってくれている」ことをきちんと認識することが大事だったり。

自分の時間を無駄にすることもよくないけど、人の時間を無駄にするのは、もっとダメ!

「時は金なり」と言うけど、遅刻したときは、「自分が相手のお金をそれだけムダに使った」くらいに思ってみてもいいかも。
時間は見えないものだけど、それだけ価値があるものなんですよね。

「遅刻しちゃいけません!」なんて小学校でも教わるもの。

それは単に「ルールだけの話」ではなくて、人に迷惑をかけることだと、きちんと教えることも大事かもしれませんね。

byコラムニスト・ひかり

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