サイトアイコン HAPPY WOMAN NEWS

「言い訳」すると損する理由

■先に言い訳をしていない?

ある著名の方をインタビューしたとき、「ん?」と思ったことがあるんです。

その方の回答は、いつも“先回りした言い訳”が先にあるんです。
「本当はそうするつもりではなかったけど、結果的にこうなった」みたいな。

別に何かを責めるつもりで質問をしていないし、むしろ良いコメントをもらおうと思って聞いているのですが、どうしても、相手は自分の状況に対する批判を想定して話してしまっている。

残念だなぁ、と。
どんなことも物は言いよう。どんな状況にもいいこともあれば悪いこともあるのだから、いいことをピックアップして、前向きな表現をするだけで、相手に与える影響はプラスに変わるもの。

言い訳や不平、不満の言葉を発したところで、「素敵!」なんて思ってくれる人はいないですしね。

おそらくこの方は「自分の回答はうまくいっている」と思っている。
相手から批判をされることを、回避できている(はず)だから。

でも、そもそも目の前にいる相手が、敵(自分を攻撃するはず)だとみなしている時点で、判断を誤っていることはあるし(正直、私はそんなつもりではなく…)、自分の内側にある「恐れ」に負けている。

逆を言えば、仮に相手が攻撃しようと待ち構えていても、相手の立場に立って話すことができたら、相手の気持ちが変わり、味方になろうと思ってくれることだってあるのに…。

さらに言えば、自ら攻撃する状況を生み出してしまっている。
言い訳をしている人が目の前にいると、突っ込みたくなる人もいますしね。

心に愛があれば、相手を肯定的に見て、相手にとっても自分にとっても幸せになる方向の行動ができる。
自分(だけ)を守ろうとしている行為って、やはりいい印象は与えないですしね。


ただ、1つ擁護することがあるとすれば、その方は、決して悪い人ではないんです。人に意地悪をするタイプでもない。

でも、自分が攻撃されることを恐れている。

だからこそ、むしろ攻撃されてしまうことだってあるかもしれません。

自分の内側に、「愛」があるか、「恐れ」があるかで、言動が変わり、相手の反応だって変わる。

愛を持って、幸せを掴む行動をしたいものですよね。

■恐れに負けない方法

恐れに負けないために大切なリアルな方法があるとすれば、「知る」ってことでしょうね

人は知らないと恐れやすい。未知なものに対しては、怖いと思ってしまったり、相手のことを知らないと、自分から壁を作ってしまったり。

さらに、対処する方法を「知る」ってことも、大事かもしれません。

若い時は経験がない分、対処が分からなくて怖いこともありますしね。

自分の内側にとじ込まらないで、目の前のものを<よく見る>ってすごく大事ですよね。

byコラムニスト・ひかり

モバイルバージョンを終了