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“心の闇”に溺れない方法

■闇の方に心が向いていない?

よく「この人の持つエネルギ―をプラスの方にもっていけば、もっと幸せになれるはずなのに…」と思う人と出会います。

心の闇に溺れてしまうから、運を落としてしまっているというか…。

でも、心の闇の方の世界がまだ面白いと思っている限りは、光の方に向かうのは難しいでしょうしね。

心の闇って、「おどろおどろしいもの」に思いがちだけど、実は「甘美なもの」。

だから人は知らず知らずのうちに、そっちに心を奪われてしまう。

私自身、20代の頃は、心の闇を知ることが大人になることだと思っていたこともありました。

でも、ある時から、「もっと清々しい人間になろう!」と思って、心の闇に向かわない強さを持ったら、本当の意味での幸せが、そこにはありました。

でも、気をつけなくてはいけないのが、そういう光に向かう道を見つけようとしたときに、宗教やインチキ占い師などにハマってしまう人も意外と多い。
(すべての宗教や占い師が悪いと言っているわけではありませんよ?)

では、どうしてそんなさらに闇に行く方にハマってしまうのか?

一部の、人を闇に連れて行ってしまうような宗教団体も、インチキ占い師も、一部の真実を持っているから、人は騙されてしまう。

例えば占い師さんで言えば、ありのままのあなたは魅力があり、選ばれし人間なんだと言い、「ありのままの自分を受け止める」ことを薦めることも。

自己肯定は、人生において重要。
それがここでいう、1つの真実。

でも、その後、そのインチキ占い師はその人の生活に入り込み、相手をコントロールするようになる。自分がいなければダメな人間にすることも…。

占い師に引っかかった人は、この占い師がインチキだったら、自分が素敵な人間だというのも嘘になるから、インチキだと思いたくない。だからこそ信じることを望み、依存し始める、みたいな。
(※でも何度も言いますが、誰もが尊い価値のある存在であることは紛れもない事実であり、自分を受け止めることが大事なんです。その占い師がインチキであろうとなかろうとそれは真実だから)

結局、自分の心が光の方に進むのか、闇の方に進むのかは、自分自身の強い意思が必要。

自分で立ち向かわなくていけないものなんですよね。

それを、人の手を借りようとする心の弱さが、闇に連れて行く一部の宗教団体やインチキ占い師さんと結びついてしまう。

清々しい人でいるためにも、心の強さは大事!

心の闇に落ちる罠は、結構、日常に転がっている。
そこに行かない強さを持ちつつ、さらに光の方に向かっていけるか。

でも、それは本人の強い意思が必要だから、結局、まだ心の闇の世界に魅力を感じている段階では、難しいんですよね。

本当の平穏や幸せは、自分次第で、いつでも掴める状態にある。

それを忘れないでいてほしいものです。

byコラムニスト・ひかり

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