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不妊は女性だけの問題ではないから!

■男性は、生まないから他人事?

男性は、若い奥さんをもらえば、いつだって子供ができる、なんて思いがち。

だけど、男性だって、歳を重ねれば、精子は老化しますからね?

ホントに「若い奥さんをもらって、子供が欲しい」と思っている男性は、結婚する前に自分がまだ子供を作る能力があるか、調べた方がいいと思う!

現実には、不妊の原因の40~50%は男性側にあるから!

そして、そのときもし、自分にはその能力がないと分かったとき、どんなことを思うのかを考えてみてほしい。

未だ、不妊は女性側の問題だと思われがち。

でも、もし不妊であるのが、男である自分だった時に、どんなことを思い、どんな行動をするのか。
今までは、「若い女性と結婚さえすれば、子供ができる」「男は外で働いてくるから、子育ては妻に任せればいい(=どこか子育てに対して他人事)」と思っていた男性が、どういう価値観に変わっていくのか。

現実的に、私の周りには、自分が無精子症で子供ができない男性がいました。
正直、その彼の場合は、まだそんな現実すら受け止められていなかった。
それは、年齢的に子供を産めなくなった女性をさげすんで見ていた人ほど、自分に返ってくる感情なのだと思う。

自分が相手の立場になった時、どんなことを思うのか?

女性が、妊娠ができなくなった年齢になった時に、「子供を産まなかった可哀想な女」という風に見られるのって、結構、キツイことだよなぁって思うんですよね。


世の中、努力だけではどうすることもできないものってあるわけで、逆を言えば努力をしなくても得られる能力もあるわけで、若さ、妊娠する能力など、本人の意志だけではどうすることもできないものに対して、それが不可能な人に対して、さげすむような価値観を持つ人って、いかがなものか?と思う。

特に、「俺は男だから、若い女性と結婚したら、子供ができるに決まっている!」と思い込んでいる男の人たち。

人って、自分がその立場になって、初めて気づくことがある。
でも、その立場にならないと分からないなんて、ちょっと幼いんじゃない?とも思う。

誰もが自分が不妊症になるかもしれない可能性を持っている。

だからこそ、明日は我が身として、思いやりのある人でありたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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