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恋人に依存している人が、気付くべきこと

■依存していない?

依存した恋愛関係は、必ずといってもいいくらいに破局に進みます。

女性に限らず、男性にも依存体質な人っていますよね。

依存体質の女性と相性がいいのは同じく依存体質の男性だったりします。

自立している男性だったら、たぶん、たまらなくなってくるから、続かないでしょうしね。

それは、やはり自立している人って、依存をするところから抜け出した人(成長した人)が多いんですよね。

もともとそういう本質である、というよりも。

だからこそ、依存することが本人にとってもいいことではないことを、よく分かっているというか。

逆を言えば、依存させっぱなしにする恋人がいるとしたら、そんな人は本当の意味で相手を愛しているわけではありません。

相手を甘やかしっぱなしにすることが、愛情のわけがないですしね。

ちなみに、男女で依存の形は変わってきます。

女性の場合は、「相手を必要とすること」、男性の場合は、「相手から必要とされること」で、自己重要感を得たいと思う傾向があって、相手にそうするように依存する傾向があります。

つまり、もし恋人に依存させっぱなしにする人であればその人自身も依存体質である可能性は高いんですよね。

でも依存気質同士の恋愛が長続きするか、というとそんなわけはなく、壊れやすいもの。

なぜかと言うと、本当の愛が存在しないからなんですよね。

だからこそ、どっちも相手からの愛を求め、(自己愛の押し付け合いをして)愛の奪い合いをして、消耗して、

関係が終わるパターンが多い。

“自分のために”相手が存在することを望んでいるだけであり、「自分の都合がいいから好き」だという

だけなので、相手が自分にとって都合が悪くなると、一緒にいるのがが居心地悪くなり、別れに至るでしょうしね。

自立していない分、居心地が悪い時には、相手のせいにしがちでしょうし。

■自立しないと、人を本当の意味で愛せない

自分が自立し、相手を“必要としなくなった”ときから本当の意味で人を愛せるようになる、と言えるものです。

つまり、自立していない段階の恋愛は、愛ではないんです。

自己愛なんです。自分のために相手を欲しているだけだから。

ただ人は、自分に対してできることしか人に対してすることはできません。

人を愛せる人になるためには、まずは自分のことをきちんと愛せる人にならないといけません。

そのためにも、自分が魅力ある人間だと褒めてくれる恋人がいなくても、自分で自分のことを肯定し、認められるようになることが大切。

完璧ではない自分であっても、今のありのままの状態を受け止め、成長を願うのが、「自分を愛する」ということ。

それができてこそ、人のこともそのまま受け止められることができるんですよね。

女性の中には恋人に依存をしてフラれたことがある人って、多いもの。

自分がそのまま変わらず、また新たな依存できる相手を見つけたところで同じことを繰り返すだけ。

だったら、1人になった時にこそ、自分を深く見つめ、自分を愛し、自立することを目指した方が、結果的に「幸せになるための近道」になるんですよね。

そろそろ依存する恋愛から、卒業しませんか?

byコラムニスト・ひかり

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