世の中には、自分を嫌いな人が意外といます。
そんな人が、さらに自分を嫌いにならない方法があるとすれば、それは、「自分を嫌いにならない行動をする」ことのような気がします。
保身のために人を傷つけたり、卑怯なマネをしたりしたら、実は“本当の自分”がそんな自分を責めて、罰します。
だから、自分のことをどんどん好きではなくなっていく。
たとえ嫌な人がいたとしても、相手を傷つけてやろうなんて思わないで、相手にしないこと。
そうしたら、そんな大人な対応ができた自分をもっと好きになることができます。
逆に傷つけたら、相手の悲しむ顔を見て、どこか心が痛み、罪悪感を感じるでしょうしね。
もちろん世の中には、泣き寝入りしない方がいい案件もあります。
でも、そんなときも感情的になってはダメ。大人の対応として、時には法的手段をとった方がいいでしょう。もし本当に相手が悪いのであれば、法が守ってくれることも多いですしね。
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自分嫌いな人は、自分のことを嫌いになる行動ばかりしている。
だから、さらに自分のことを嫌いになっている。悪循環だなぁなんて思うものです。
自分の利益のために人を不幸にして、いい気分でいられる人なんて、滅多にいない。本当のサイコパスは置いといて。
自分を一番傷つける力を持っている人は、自分自身です。
他の人が自分を傷つけようとしても、その人にそんな力を与えなければいいだけのこと。(相手にしなければいい)
たとえフラれたとしても、極端なことを言えば、「大した男じゃなかった!」と思えば、それで終わる。
逆に、「運命の人に裏切られた!」とか思うから、別れを通して、相手に自分を傷つける力を与えてしまっているだけで。
つまり、いつだって自分がどう思うのか、どう感じるのかが、自分に影響を与えるんですよね。
自分嫌いな人に、幸せな人はいない。
自分を好きになるためには、日々の積み重ねが大切。急に好きになれと言っても、難しいもの。
だからこそ、日々、自分を好きになれる行動(自分を褒めてあげたくなるような行動)がとれる人でありたいものですね。
コラムニスト・ひかり