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“最後に愛される魅力”がある人とは

結局、付き合うだけであれば、異性として魅力がある人でも十分だけど、付き合いが長くなってきたり、将来のパートナーとして考えたりするときは、相手の人間的な魅力も見るようになるものです。

やはり著名人インタビューをしていても、長い間ずっと、芸能界で活躍されている女優さんって、ものすごく魅力あるんですよね。

表面的な美しさだけでは、やはり続かない。

その人からにじみ出る魅力があるからこそ、顔にシワが増えようが、いつまでもファンから愛される。

先日は、40代中盤の、ドラマでも活躍中のある女優さんを取材したのですが、こういったことをおっしゃっていました。

「若い時は『40代になっても、皺の1本1本が、自分がいかに笑ってきたかの証しだから、それを愛せるようになりたい』なんて言っていたのですが、今、その年齢になると、やっぱり皺もシミも嫌ですよね。

だけど、顔の疲労感すらも<人生の証し>。だからこそ演じられる役もあるし、年を重ねることで変わっていく自分を見せていきたいです

「人生の喜びって、悲しみの裏にあるような気がするんです。悲しみや辛さを経験しないと、喜びや感動に結びつかないものですしね」

お話を伺っていて、彼女は本物の女優さんなんだなぁ、と思いました。

女優という、美しさが勝負の世界にいると、表面的な若さだけにこだわって、精神的に壊れていく人は少なくありません。

だけど、彼女はきちんとそれだけではない魅力を持ち、「役者として、老いも含め見せていきたい」という、心の強さがある。

だからこそ、歳を重ねても女優としてやっていけるんでしょうね。

本物の魅力は、人を魅了し続けます。それは恋愛でも仕事でも。

だから、私たちは少しずつ、本物の魅力を身に着けられるようになりたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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