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その「失恋」があったから、学べることもある

人が成長するときというのは、良いことよりも、悪いことが起きたときの方が多いんですよね。

学ばざるを得ない状況になるから。

失恋なんて特にそうで、好きで好きでたまらない人が目の前を去ろうとするときなんて、

「なんでもするから、行かないで~!!」と思う人も少なくないもの!(苦笑)

そんなとき、自分を見つめ直すきっかけになる。

そうでもならなければ、「面倒くさい!」「変わるなんて、キツイからヤダ!」と思って、避けていることって多いでしょうしね。

私自身、古傷の数だけ、コラムのネタがあります(笑)。

子供おばさんのネタにしても、自分が子供おばさんそのものだった経験がないと、書けないですからね(笑)。その気持ちも分からないでしょうし。

でも、痛い思いをして、心の脱皮を繰り返し、多少たりとも成長し、それによって心が楽になれたからこそ、「こっちの水の方が、甘いぞぉ~!」的なことを多くの人に伝えたい!!という思いがあるわけで。

失敗自体は、苦くて辛い経験だけど、失敗から学べたことは、“人生の宝物”です。

失恋だからこそ、学べることもある。

当たり前の幸せがあるわけではないこと。本当に大切な人を失うことの切なさ。そういったもので、次の恋人ができたときには、もっともっと大切にできるようになるでしょうし。

また、別れたくなくても、相手のために手放してあげることで、人は「本当の愛」を学ぶような気がします。自分のことばかり大切にしていたら、相手を手放したくないからストーカー化しちゃうでしょうしね。

人は失恋をして、成長をする。だから、すごく大事な経験なんですよね。

とはいえ、できることなら、失恋なんてしたくはないけど……(苦笑)。

byコラムニスト・ひかり

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