「自分を愛する」と、人生は大きく変わってくるものです。
私自身、今の自分の内面と、20代までの自分の内面は随分違うのですが、なにがきっかけで変わったか?というと、心持ちが、「自分VS世間」から「自分VS自分」に変わってからだと思います。
「自分VS世間」の時は、「そんな良い人ではいられないよー」みたいな感覚はあったし、法は犯してはいませんが、自分勝手なこともそれなりにはしていました。
今思えば、学生の頃も、先生にバレないところでちょいちょい色々と校則に反することをやっていたのですが(苦笑)、そのときの感覚も、結局は、「自分VS学校」だったからなんですよね。
それがあるときから、「自分はどうして生まれてきたのか?」という、もっと自分の原点となる物の考え方を持つようになって、感覚も「自分VS自分」に変わってきたんです。
そうすると、自分の弱さに負けたくないから正しい(愛のある)行動をしたい、と思えるようになってきました。
それが「自分を愛する」ことにもつながり、結果、心が平穏になったり・・・。
たぶん、この感覚は、「自分VS世間」であるうちは分かりにくい。そして、そうであるうちは、本当の平穏からも遠いのかもしれません。
誰のために生きているわけでもない。自分のために生きている。
自分のために、自分を愛す。
自分のために人を愛す。
あらゆるものを愛することが、自分を愛することにつながる。
この感覚は、「自分VS自分」になってから感じ始めたことなんです。
「自分VS自分」 というのは、本当の意味で「自分を愛するとはどういうことか」を理解することかもしれません。
自己と向き合い、本当に自分を愛し始めた時、人生は変わり始める。
まずは、自分を愛して見ませんか?
byコラムニスト・ひかり