婚活していると「この人もちょっと違うなぁ」とか、だんだん迷い出すことってあると思います。
そういう人は、自分が「結婚相手に何を求めるのか」が分かっていないからではないか?と思うんです。
というか、「結婚相手に求めすぎ」なところもあるような気がします。
例えば、友達が少ない人は、友達のように色々と遊びに行けて気が合う相手を求めることも。
でも、そういう相手が「異性としての魅力」も感じないと、やっぱり違う!と思ってしまったり。
さらに、運よく友達のように気が合って、異性としても魅力を感じる相手と巡り会っても、相手に経済力がないと、「やっぱり違うな~」なんて思い始めたり。
それで言えば、相手に経済力を求めるのであれば、アラフォー女性であっても、10歳前後年上の相手であれば、結婚の可能性は高まります。
でも、「老後を考えると、将来が不安・・・」なんて考え始めると、自分が相手の老後の面倒を見る可能性が高いことに、不安を感じてしまったり・・・。
そういう人は、まずは「結婚相手に求めないすぎないで、自分でクリアできるところは、クリアしてみない?」という話なんですよね。
もし自分に友達ができたら、友達のような役割はパートナーに求めなくなってくるでしょうし、自分がお金を稼ぐようになれば、相手の経済力はそこまで気にしなくなることも。
ただ、「異性としての魅力」を求めている人は、そもそも結婚よりも恋愛を求めていることも多いから、まずは恋愛をしたいのか、結婚をしたいのか、ちゃんと考えることも大切!
(そうではないと、結婚向きではない人を好きになって、結婚しようとしても実現しにくいこともあるから)
自分が色々なものを「持っていない」から理想がどんどん高くなり、逆に「持っていない」からこそ、相手にとっては「条件のあまりよくない人」と思われてしまうことも、多々あるような気がします。 それではうまくいかないかも・・・。
求めることの優先順位をつけて、それ以外の部分では、自分が補えるくらいにならないと、うまくいかないかもしれません。
また、自分の本質を無視して、一般論にこだわって結婚相手を見つけようとすると、だんだん「自分が求めているのが、どんな人なのか」が分からなくなってくるものなんですよね。
例えば、一般的には好条件だけど、会話は弾まないような相手と出会い、相手に「いい」と言われるような場面になったりすると、「う~ん、どうして私はこういう人を好きになれないんだろう」とすごく悩んでしまったり(苦笑)。
でも、それは一般的な好条件であって、“自分にとっての好条件”ではないから、なんですよね。
そんなときは「もったいないなぁ」と思いつつも、きちんとお断りをすることで気持ちはスッキリすることも多いもの。
(悩んでいる時が、一番苦しいんですよね・・・)
だから、一般論ではなく、自分が「結婚、そして結婚相手に一番何を求めているのか?」をじっくり考えることが、すごく大切。
あれもこれもと理想を広げすぎないで、ある程度は自分でクリアして、外せない理想をきっちり見つけた方がいいご縁をつかめるかも!
byコラムニスト・ひかり