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パートナーがいない自分は、完全じゃない?

■パートナーがいないと完全じゃない?

1人で生きることを怖がっている人は、意外といるものです。

そういう人は、「パートナーがいない自分はどこかおかしいのではないか」と劣等感を抱いたり、「パートナーがいない自分は欠けている」と思ってしまったり。

一昔前は、「自分のハートの片割れがいる」なんて考えもあったからこそ、自分1人だと欠けているような感覚もあったのかもしれません。

でも、本来は、自分1人でもしっかりとしたハートの形のはずなんですよね。

そこを理解しておかないと、逆に、いい恋愛もしにくくなるかもしれません。

■自分が「愛そのもの」に気付くとき

この世界にいる魂が目覚めていくと、恋愛、結婚の形が今後、どんどん変わっていくものです。

並木良和さんの本「新しい地球で楽しく生きるための目醒めのレッスン29」には、こういったことが書かれています。

<目を醒ましていけばいくほどに「一人でも十分に満たされている自分」になるので、「他の誰かに自分を満たしてもらいたい」とか「私だけを愛してほしい」という意識が薄れていくのです>P142

<また、自分で自分のことを幸せにできるので、相手に「私のことを幸せにして!」と求める気持ちもなくなります>P142

<恋愛関係において、人は自分が愛されていると認識できたときにはじめて、自分という存在が完璧になれるとどこか信じているのです。
でも、自分が愛そのもので完璧であることがわかると。もう、相手に愛を強要することはなくなります>P142

私自身、これを紹介したときは、「だんだん、そんな風になっていくのね(そうなれたらいいな)」という感じだったのですが、今ではそれがかなり心の深いところで理解できるんですよね。

だからって、恋愛もするし、結婚だってするかもしれませんが、独り身であっても、「何か足りない」という感覚はない、というか。

今までは、「何か欠けている」と思うからこそ、心のどこかに恐怖感に近い気持ちが潜んでいて、パートナーを求めるところもあったのですが、今は、「一人でも完全だったんだ」という感覚があります。

だからこそ、恋愛する相手も「なにか欠けている」と思ってパートナーを求める人ではなく、“1人でも完全である人”がいいな、と思うようになりました。

お互いに、自分は完全だ、と思っていたら、相手に理想を押し付ける必要だってないですしね、

結局、理想を押し付けるのって、ある意味、依存でもあるんですよね。

自分が快適でいるために相手が変わってくれないと困る、みたいな。

でも、自分1人でも快適でいることができるのであれば、相手がどうであろうと許容しやすくなるような気がします。

もちろん、一緒に住むとなると、自分の邪魔をされないために、相手に直してもらいたいところは出てくると思いますが・・・。
ただ、自立できていたら、「相手を利用して快適になろう」とは思わないので、相手が嫌がることもそんなにしなくなるでしょうね。

今は、お金にしろ、恋愛、結婚にしろ、生き方にしろ、今までの常識と言われていたものが、洗脳だったと気付くときでもあるんですよね。
もっと自由になっていく!というか。

「自分が欠けている」なんて思っていたら、何が何でも、補充しなくてはいけなくなるから、自由でいられないですよね。

あなたは欠けていない。
でも、好きになる人を見つけたり、パートナーを作ったりするのも自由。もちろん1人でいるのも、自由。
なにもおかしくない。なにも不自由していない。

人に迷惑をかけなければ、どんな恋愛でもいい。どんな生き方でもいい。

これから先、時代の変化と共に、恋愛、結婚の形が大きく変わるだろうなぁ!
そんな予感がするものです。

byコラムニスト・ひかり

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