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「心を強くする」生き方とは?

■人生の主役になるべし!

久々に心が熱くなる本を拝読しました。

中村天風さんの『幸福なる人生 中村天風「心身統一法」講演録』という本です。

幸福な人生を生きるために、病、煩悶、貧乏で苦しまないために、中村天風さんが心身統一法について熱く語っている内容です。

日露戦争では、命がけで軍事探偵もしていたという人生の修羅場を乗り越えて得た学びが満載なんです。

 

あの大谷翔平選手も、天風さんの本を熟読されていると言われていますよね。

天風さんは、「真理によって、自分自身で自分の人生をコントロールする、自主自立の精神を持つことが大切」だと言います。

「助けてくれ、恵んでくれは、自らを侮辱している」だから、神社にお参りするときも「尊敬の思いはあっても、哀れみを乞うことはしない」と。

これは、私も思っていることなんです。6「自分自身の神聖さを引き出すこと」こそが重要である、ということを。神頼みではなく。

 

そのためにも天風さんは、「心を積極的にすることが重要」だと言います。

これは、なんとなく流されるように生きるのではなく、“能動的に生きる”ことでもあります。

心が積極的で病に対しても気強い人間は、大した手段を施さなくても、治ってしまうのだとか。

 

逆に、消極的に生きたり、恨んだり、ねたんだり、神経過敏な状態になっていると血液のリンパが劣悪になるので、病気になりやすいそうです。

「病は気から」ってことなんですよね。

 

心が強い人になるためにも、下記のことをできるようになるといいようです。

 

1、自分の気持ちを検査する

(内観する)

※「自分は絶対にやり抜くという気持ちを持っているかを、自分自身に問いかける」

 

2、人の消極的な言葉に動かされないこと

(人の悪い影響をうけないようになること)

 

3、自分だけでなく人にも「ベストを尽くそう」という気持ちにさせること。

 

4、取り越し苦労をしない。

 

5、本心、良心に背かない。

 

こういうことを心がけるだけでも、自分の言動は変わってくるでしょうね。

 

また、普段から不平は言わないようにするだけでも、随分変わってくるそうです。

逆を言えば、こういったことを言えば言うほど自分は価値のない弱虫になってしまうのだとか。

 

また、自己暗示方法としては、眠る前に、鏡に映した自分の眉間に向かって「おまえ(あなた)は信念が強くなる!」と言うのがいいそうです。

鏡に映った自分に話しかけるのは、確かに効果ありそうですよね。

 

 

この本を読んで思ったのは、「幸せになる人は、幸せになる信念を持っている人だな」ってこと。

幸せになる信念があったら、不平不満なんて言っている暇はないし、まっすぐがむしゃらに、自分のやるべきことに集中するでしょうしね。

その「気(精気)」の強さが、人や状況、そして運を動かすでしょうしね。

 

この本を読んで、「心を積極的にして生きる」って大切だなと思ったものでした。オススメの一冊です。

 

Byコラムニスト・ひかり

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