■スピリチュアルは、光と闇の紙一重
私はスピリチュアルの思想は持っていますが、だからこそ、今、世の中にあるスピリチュアルには気を付けなくてはいけないなぁと思うところが多々あります。
インチキとか、そういうレベルではなく、人を闇に陥れてしまうからです。
残念ながら、スピリチュアル好きな人の中には、現実の厳しさに耐え切れず、現実逃避をしてしまう心弱き人も少なくありません。
そういう人をますます闇に引き下ろしてしまう、そんなスピリチュアル関連の人は、結構、いるもの。
もし、スピリチュアル的能力のある人に依存している人は、今、信じている人が「本当に自分を幸せにする人なのかどうか」というのを、冷静な目で判断したほうがいいかも。
相手にすがることで楽になっている人は、特に気を付けたほうがいい!
◇
本来、[愛]が、スピリチュアルの神髄だから、愛に基づいた発言や行動をしていない人に対しては、警戒した方がいいもの。
そして、人が自立していくことは、人間の進化としてとても重要なことであり(誰かがいないと“足りない”という感覚から1人でも“完全である”という感覚になること)、それは、時に厳しさを持って、促すことも大切です。
でも、中には、商売の為でもあるのでしょうが、どんどん相手を依存させようとするスピリチュアル系の人も少なくありません。
そういう人と出会ってしまったときは、気を付けたほうがいい!!
光ではなく、闇に導く人だから。
◇
スピリチュアルにハマっておかしくなってしまう人は、意外といるもの。
そういう人は、“依存させて、自分では思考できない状態”にさせるような人にひっかかっていることが多いんですよね。
私自身は、並木良和さん、矢作直樹さん、斎藤一人さんとか、信じている人、存在はいますが、ただ、もし相手がおかしな言動になったときは、疑問を感じられる状態ではいます。
最終的な判断は「自分でするもの」だと思っているし、自立していたいと考えているからです。
それに、自分の心の奥で感じているものと一致していることでないと信じていないところもあります。
(自分の内側からなんとなく、「分かる!」とか「しっくりくる!」という感覚があるんですよね)
だから、私自身、一番信じているのは自分の中の「内神様(ハイヤーセルフ)」なのかもしれません。
先日も、「あれ?この人、ちょっとおかしいぞ?」と思う人がいて、色々と調べてみると、怪しいスピリチュアルの人たちとつながりを持っていて、どんどんおかしな状況になっているみたいなんですよね。
そうやって、どんどん生きづらくして相手をますます依存させていくのも、そういった闇の人たちの手段なのかもしれません。
ただ、信じられる人かどうかを判断するためにもまずは私たちがきちんと「愛とはなんぞや」というのを理解していたほうがよかったりします。
何度も言うように、スピリチュアルの神髄は、愛なので、そこから外れたことをしているかどうかの判断が必要なのです。
そのためにも、まずは自分のことをきちんと愛し、人を愛せるくらいになることが大切なんですよね。
そうなったときは、“すがる相手”なんて必要ないとも言えます。
愛って、人を強くするものだから。
世の中で怪しいスピリチュアルに引っかかる人が、1人でも減ることを願っています。
(まあ、その人にとってはそれでも必要な学びであることも多々あるんですけどね・・・)
スピリチュアルに目覚めることは、大切なこと。
でも、自分のことを一番信じましょうね!
byコラムニスト・ひかり