■「一緒にいて楽な人」がベスト!
結婚した後も幸せでいる人の多くは、「一緒にいて楽な人」を選んだ人が多いもの。
やはりそういう相手だと、「自分らしくいられる」からなんですよね。
人は、自分らしくいられないと、幸せではいられないから、結婚相手という、これからも長く一緒に生きていく相手を選ぶときは、「楽な人」を選んだほうがいいでしょうしね。
逆を言えば、「恋愛の楽しさ」を結婚に求めている限りは、安泰した結婚生活は難しいかも。
恋愛の楽しさは、「相手をもっと好きにさせる喜び=欲しいものを得る喜び」みたいなものが多い。
人によっては、「追いかけるのが好き」なんて人もいる。
だから、人は無理をして、相手にとって魅力的な自分を演じようとする。
でも、そんなことは、長くは続かないもの。
そこからお互いに“普段の自分”を見せて、うまくいくようだったらいいけど、「結婚前はもっと情熱的だったのに!」とか、“無理して演じていた相手”を気に行っている場合は、物足りなさを感じるでしょうし、そういうタイプの人は、また外で“ドキドキするような相手”を求めてしまうことも・・・。
だから、相手が“恋愛体質”だと、結婚してからも、苦労することは多いかも(※もちろん、自分も、だけど)。
だったら、はじめからお互いに、“無理しないで一緒にいられる関係の人”を選べる者同士の結婚がうまくいくことも。
そういう視点で考えると、美男美女は、むしろ安泰な結婚が難しくなることもあるかもしれません。
ちょっと無理めの“高値の花”を選ぶような人は、「相手を得る」ことに喜びがあるから、関係が落ち着くと、外に目を向けやすいですしね。たとえ、美男美女のほうは、「一緒にいると、自分らしくいられて落ち着く!」と思っていても・・・。
だから、女優さんのように美人な人のハートを射止めた男性って、結構、浮気をするパターン、多くないですか?
周りは「なんで、あんな美人な妻がいるのに!」と思っていても、そもそもその人にとっては、「安泰すること」は、つまらないことでしょうしね。
(“一緒にいて楽な相手”を選ぶようなタイプではないのだから)
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結婚相手に、「一緒にいて楽な人」を選べる人は、“今、目の前にある幸せ”に目を向けられる人なのだとも言えるのかもしれません。
だから、そういう素質を持った者同士が結婚したら、安泰した生活を送りやすい、とも言えるわけで。
だから、幸せな結婚をしたければ、自分も「高嶺の花」よりも「一緒にいて楽な人」を選べる人になったほうがいいのかも!
P.S.
今の若者が恋愛しにくいのも、「自分らしくいること」を大切にしている人が多いから、とも言えるかもしれません。
私たちの世代やさらに上の世代は、好きな人がいなかったら、「好きになれそうな人を探す」ところがありますが、それもどこか、「何かを得ること」「今の自分よりも、もう一歩上の自分になること」を喜びとしているから、というのがあるかもしれません。
今の若者のほうが、「魂のレベルは高い」と言われているので、あり得ない話ではないですよね。
それに、人々が進化してきたことで、恋愛をしないほうが楽だと感じてきている人も多いんですよね。
愛ではない「恋」は、愛を奪い合うことも多いので、人を消耗させることも多いですしね…。
(現在の少子化も、スピリチュアル的には進化に向けた動きのようですし)
地球はどんどん変わってきていますね。
byコラムニスト・ひかり