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もう、一昔前の結婚制度のままではいられない理由

■結婚したくない人が増えてきた!?

 

今は、専業主婦でいられる人は少なく、共稼ぎの人が多いし、逆に、晩婚化が進むにあたり、女性でも苗字が変わっては面倒なことが色々と増えてきているもの。

 

だから、一昔前の結婚制度のままで通用するわけがないんですよね。

 

選択制夫婦別姓の導入はもちろんのこと、従来の「妻(夫)の役割」を見直さなくてはいけないもの。

 

だって、できない役割を無理やり押し付けられたら、いくら愛し合っていたとしても、関係は壊れますしね。

 

さらに、今は、女性も社会進出した分、昔の結婚のように「就職(食べていくために必要なこと)」という意味合いはないため、「結婚したら、相手の家庭に入り、どんなに辛いことがあっても、弱音を吐かずに堪える」なんて感覚はないもの。

 

「嫌になったら離婚して、自分で仕事をして、1人で生きていく!」って思うでしょうしね。

 

だからこそ、「一緒にいたいから(少なくとも、別れるよりはマシだから)、夫婦でいる」くらいの状態にしておかないと、結婚生活は続かないところも。

 

逆に独身者が、そういう窮屈な制度に足を踏み入れるとなれば、時代にそれなりに沿っていることが必要なわけで……。

 

例えば、現代は、「嫌な人がいたら、関わらない」という感覚が多い中、意地悪な姑がいたら、いくら夫のお母さんでも、会いたくないもの。

それが、「結婚とは、気が合わない夫の両親とも仲良くしなくてはいけないものだ」なんてルールを押し付けられてしまったら、自立していて、幸せ体質な人ほど、「結婚するのはやめようかな~!」と考えてしまうところもあるかも。

 

「結婚は忍耐だ」って言われますが、今どきの人が、忍耐が必要なものに手を出すかどうか……。

その忍耐に耐えなくても、生きていける現代は特に。

 

だから、結婚制度はどんどん変わっていかないと、「結婚できない」ではなく、「したくない人」は、今後もっと増えてくるかもしれませんね。

 

とはいえ、「結婚=従来の結婚の形」ではありません。私たちは、“従来の結婚の形”を捨て、自分たちに合う結婚の形を作っていくことが大切。

もちろん結婚という形ではなく、2人で生きていく道を見つけてもいいでしょう。

幸せになりたいのであれば、「自分たちにとっての幸せの形」を見つけることが、一番なんでしょうね。

 

 

byコラムニスト・ひかり

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