■どの次元でものを見るかで正しさは変わる
この世界は、どの次元でものを見るのかによって、「正しさ」が変わってきます。
たとえばですが、古い地球(土の時代)の価値観で、この少子化を見ると、
「社会が原因であることもあれば、自分勝手に生きている人間が子孫を作らず、先祖からの代々つながっている家を守らないから、淘汰されていくのだ」なんて思ってしまう人もいるでしょう。
でも、新しい地球(風の時代)の価値観で見ると、
「誰もが皆、(家の犠牲にならずに)自分の幸せのために生きるべき。自分が幸せだから、人のことも幸せにできるのだ」と考えてくるもの。
さらに、もっと高い次元で見ると、「先祖からの家を守ることが、そんなに大事なの?そもそも(この3次元の)地球に根付いていくことが、そんなに重要なの?」となってくると思います。
そんな(3次元の)地球にしがみつかなくても、魂は永遠なのだから、自分はもちろんのこと、子孫だって、もっと次元の高い軽やか世界(惑星)で生きることを選ぶことだってできるのに、みたいな。
そして、地球よりももっと軽やかな世界では、「“自分の”子供だ」なんて所有欲も執着もなく、子供も1人の人格だと尊重し、親だけでなくみんなで育てていくようになっていくでしょう。
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今後地球はどんどん軽やかになっていくので、二極化は進んでいきます。
パラレルワールドで分かれていき、「新しい地球で生きる人」と「古い地球で生きる人」の接点はなくなっていく、とも言われています。
それは具体的に3次元の世界ではどうなっていくことなのか、私も現段階ではわからないところもあるのですが、
スピリチュアルな人によっては、「新しい地球で生きている人から見たら、古い地球で生きている人は、他界していて、古い地球で生きている人から見たら、新しい地球で生きている人は、亡くなっている」という形になる、なんておっしゃっている方もいます。
言い換えれば、「自分のいる世界で亡くなる人は、別のパラレルワールドでは生きていて、自分のほうが死んでいる可能性もある」ってことのようです。
もちろん、どちらの世界でも亡くなり、魂の存在になって、また新たな世界に生きる人もいるでしょうが。
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現在は、地球は完全には2つに分かれていないです。
だから、どちらの地球に生きている人も、まだ接点があるのです。
(とはいえ、新しい地球人と古い地球人では、すでに生き方や環境に差が出てきているようですが)
ただ、どの地球で生きているのかによって、価値観は180度変わってきます。
新しい地球が「愛」をベースにしているとしたら、古い地球は「恐れ、不安、恐怖」などがベースになっているからです。
今後ますます、自分とは違う地球に生きている人とは、意見が合わなくなってくるもの。
そんなときは、自分の正当性を主張したり、相手を変えようとするのではなく、
「あ、この人とは、生きている地球が違うんだ」くらいに思ったほうがいいのかもしれません。
相手の生きている地球では、相手の思考のほうが正しいこともあるから。
相手の考えを否定するのではなく、「あなたは、そう思うのね」でいいんですよ。
あなたは、どっちの地球で生きていきたいですか?
byコラムニスト・ひかり