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自分が人にやったことは、「もう一人の自分にやること」でもある

■私があなたで、あなたが私!

私は、神社に参拝するときは、最近は、
「私を含め、すべての人、存在が豊かで幸せになりました。ありがとうございました」
と言うようにしています。

つくづく思うのが、自分だけが豊かで幸せになっても、意味がないんですよね。

たとえば、もし自分だけが豊かですてきな洋服を持っていても、周りの人の目が気になるから、外に着て行きにくくなりますしね。
嫉妬もされれば、恨まれてしまうことだってあるでしょう。

結局、自分が自分の幸せを存分に味わうためにも、みんなが幸せである必要があるんです。
みんなで、「あなたも幸せでよかったね!」と言える関係でなければ、本当の意味で幸せを味わうことができないんです。
そういう世界が「天国」なのだと。


実は私は最近、不思議な感覚をおぼえることがあります。
たとえば、うちのインコと遊んでいても、「このインコは、“私”なのかもしれない」と。
誰かと会っていても、「この人は、“私”なのかもしれない」と。
(ここで言う“私”は、私自身ではなく、「本質の私(たち)=大元」という感覚です)

なぜ、そんなことを思うのかというと、
5次元以上の世界では、時間というのは存在しなくて、「今」だけの連続なんです。
そして、前世も来世も同時にある、とも言われています。

そんな風に思ったら、ふと、別のバージョンでは、「自分自身が、相手になること」も可能なのではないか、と。
“私”がこの世界にいるすべての人を同時に体験していたって、おかしくないわけです。

さらにいうと、
よくスピリチュアルでは、たとえるなら「自分が親指で、相手が人差し指のようなもの」だという表現をされることがあります。

それは、いくら「自分は親指だ」と主張していたところで、もっと大きな視野で見ると「同じ手」なので、つながっているわけなんですよね。
そして、全てが“私”なのだ、と。

それが次元が上がれば上がるほど(指の関節が手に近づけば近づくほど)、実感できるようになるものなのかもしれません。

自分がやったことが自分に返ってくるというのは、この世界の法則ではありますが、
それだけでなく、自分が人にやったことは、「もう一人の自分にやること」でもあるんですよね。
だったら、自分がされたいことを人にしたほうがいいわけで。

さらに、「全てはつながっている」から、1人が目醒めれば、多くの人が目醒めるわけで……。


「この世界はイリュージョンだ」という感覚があるスピリチュアルな人は意外といます。
自分の周りの人も、「自分の世界バージョンのその人」になっている。

つまり、この世界は“私”だけで成り立っているのかもしれません。
(1人でゲームをしていても、他に登場人物はいるけど、実際にプレイをしているのは、自分だけというのと似ている)

そして、同時進行で“私”はいくつものゲームをプレイしている。だから、あなたも“私”、“私”もあなたのわけです。

最近、偶然とは言えないような「共通するメッセージ」を色々なところで受け取ることがあります。
そうやって私たちは、自分のためのメッセージを受け取って、1つ1つ成長していくのでしょう。
(だから、素通りしないほうがいい)


「スピリチュアル」と一言で言っても、どの次元でそれを見るかによって変わってくると考えています。

たとえば、4次元で見ると、神様、仏様など見えない存在があって、私たちをサポートしてくださっていますが、
かなり上の次元から見ると、それすらも「設定」なのではないか、と感じるところがあります。
大いなる神=実際は自分(たち)が、この世界を楽しむための設定をしているのかもしれない、と。

どんなカラクリかは、3次元の常識で考えていたら、きっと分からない。
そこから抜け出した時に、見えてくることはあるのかもしれませんね。

byコラムニスト・ひかり

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