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「自分の心の中にある闇」とは何か

■自分の心の闇と向き合う必要性

スピリチュアルって、現実離れをしたふわふわした世界に思いがちですが、むしろ「真逆」といってもいいかもしれません。

なぜなら、自分の心の中にある「闇」と向き合う必要が出てくるから。

それは、自分でも見て見ぬふりをしていたいくらい<残念なもの>で、それを認知したら、自分を嫌いになってしまいそうな、そんな「闇」を受け止め、「光と統合させる」という作業が必要となるのです。

それができるからこそ、本当の「幸せ」になれるわけで。


では、「自分の心の中にある闇」とは何か。

たとえば、自分の弱さ、醜さ、欲望といったものでしょう。

でも、3次元の世界では、その闇があるから、自分の強さ、美しさ、何かを得る喜びという「光」があるのです。

つまり、光があるから闇があり、闇があるから光がある。

だからいつまで経っても、3次元の光に囚われていてもいけないのです。
それもまた、「3次元の世界の幸せ」にすぎないから。

でも、自分の「闇」を認識しなければ、「光」とも統合できない。
だから闇を認識するという、とてもハードルの高い作業が必要となるのです。
(それをしないと、闇を消化しないまま「波動を上げる」なんて、できないですしね)

自分の中にあるものを見て見ぬふりをしているうちは、先には進めないから。

3次元の光とも闇とも卒業し、さらに先の次元の統合に向かっていく。

それは、意外と3次元にどっぷりつかっていたい人には、大変な作業でしょう。
(まだ「3次元の幸せ」が楽しいでしょうし)

むしろ酸いも甘いも経験し、それらはもう「おなかいっぱい。もういい」という境地になったときには、楽に手放せるようになるのかもしれません。

だから、人によってタイミングがあり、自分のペースで進んだ方がいいのです。
無理もよくない。

何はともあれ、スピリチュアルはふわふわした世界というよりも、むしろこの3次元を卒業するにふさわしい、ハードルの高い作業なんですよね。

がんばって、乗り越えていきたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

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