■心の闇に飲み込まれそうなとき
誰もが、心のコンディションがいい時ばかりではないから、ときに心の闇に落ちてしまうこともあるものです。
そんなときは、家に1人でいてもいいことはないから、明るい時間帯に外に出た方がいい。
そして、好きなことをやって、悩んでいることなんてどうでもいい、と思えるくらいに、自分を楽しませた方がいい。
何かに執着して、「こうでなければ幸せになれない」なんて自分を追い込んでいるからこそ、また追い詰められてしまうのだから、気を紛らわすことは大切。
この日本では、なんだかんだいって、生きていくための選択肢はたくさんある。結構、自由な国ですしね。
失恋したのであれば、男は彼だけではないことに気付いた方がいい。“そんな彼”よりいい男はいるはず！
仕事がうまくいないのであれば、やるだけやってもダメだったら、他の道を探してもいい（何もやらずに逃げちゃダメだけど。ただ、ブラック企業なら、逃げるべし！）。
友達と喧嘩したのであれば、お互いの怒りがクールダウンできるまではそっとしておいて、自分は自分で楽しめばいい。
孤独なのであれば、誰かに役立つ人間になればいい。
電車でおばあさんに席を譲るだけでも、感謝の言葉をもらえるもの。また、親に「元気にしている？」と電話をかければ、それだけで喜ばれることもある。
何もしていないのに、誰の役にも立っていないのに、「孤独だ」なんて言うのが、当たり前のことなのだから。
役立てる力があるのに、役立てようとしないのであれば、孤独になるに決まっている。
この世界はみんな、支え合って生きていくようになっているのだから。自分が支えていないのに人にばかり支えてもらおうなんて、ダメですよ？
心の闇に飲み込まれそうなときは、大概、自分が自分を追い込んでいる。
だったら、そこから救い出せるのも、自分なんです。自分と上手に付き合いましょ！
ｂｙコラムニスト・ひかり
