自分を「恋愛上手だ」と豪語している、実際にも恋愛上手な人に、私は会ったことがありません!(苦笑)
ハッキリ言ってしまえば、恋愛に上手いも下手もない。
結局は、「組み合わせの妙」でもあるので、美男美女の性格の良い人がステキな恋愛をできるか?というと、そういうわけでもない。
性格がいい分、自分と組み合わせの良い人と出会いにくいこともある。
「類は友を呼ぶ」ものだから、世の中に依存している人が多ければ多いほど、そういう人たちの方が引き寄せ合いやすいとも言えますしね(※それがいい恋だとは言っていませんよ?)。
さらに、「本当の愛」という観点で見たら、初恋の相手と結ばれて、10年も20年も仲良くしている人が一番の恋愛上手とも言える。
2人の関係が色々な形と変わりながら、お互いにやっていかないと、うまくいないですしね。
でも、そういう人は、「初恋相手しか知らないから」と、自分を恋愛上手だとは思っていないはず。
逆に恋多き女が恋愛上手かと言えばそんなことはない。
それだけ恋に失敗してきたとも言えるし、中には本人は無自覚でも相手にとっては「遊び」にすぎない関係もあったかもしれません。
そもそも「恋愛上手だ」なんて言う人よりも、「私、恋愛下手だから」という女性の方が日本ではモテる!(笑)
だから、矛盾するようだけど、「恋愛上手だ」と豪語する人よりも、「恋愛下手だ」と謙遜する人の方がモテちゃうので、余程そっちの方が恋愛上手だとも言えるのです(苦笑)。
で、結局何を言いたいか?というと・・・
恋愛にコンプレックスを抱いている人は、そんなのばかげている!ということ。
そもそも恋愛上手も下手もないのだから。
あとは自分がきちんと人を好きになれるか、縁のある相手と出会えるタイミングがくるか、それだけの話でもあるからです。
恋愛に正解はないし、勉強したら受験に受かるみたいな努力次第で何とかなるものでもない。
ただ、チャンスは掴みやすくするためにも、いつも自分の心身は磨いていた方がいい。
劣等感があればあるほど、相手の愛情を測ったり、イライラした気持ちを八つ当たりしてしまったりと、相手に面倒くさいことばかりしてしまうので恋を壊してしまいますしね。
恋愛下手でいいじゃない?
下手でもいいから、人をきちんと好きになりましょうね。
byコラムニスト・ひかり