テレビを観ていたら、ある歌手の人がこんなことを行っていました。
「すべてを失わなければ、気付かないことがあった。(失う前よりも持っているものは少ないけど)今の方が、幸せだ」と。
失うことは辛いし、苦しい。でも、その後、失う前よりも、もっと幸せになる人がいる。
それこそが、幸せの本質とは何か?を物語っているような気がするのです。
新たに何かを得るから、幸せになれるわけではない。
目の前にある幸せを実感できる感受性があるからこそ、人は幸せになれるのだと。
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現在、日本人はなんだかんだ言っても恵まれている。
戦争もないし、職種さえ選ばなければ、仕事だってある。
いつだって、目の前のことを1つ1つ丁寧に真剣に向き合えば、必ず道は開ける。それに気づかないで、愚痴ばかり言っていたら、もったいない!
今、ある幸せに気づかない限り、チャンスを生かすことはできないから。
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親が元気でいること。友達がいてくれること。恋人がいること。子供がいること。仕事があること。健康であること。本を読む時間があること。安全でおいしい食事ができること。発言の自由があること。
どれも、何一つとして、当たり前ではないから!
失ってから、大事なものだったと気付くよりも、今、気付いた方がいい。
なぜなら、この世に永遠なんてものは何一つないから。
いつだって、今、目の前にある幸せは、いつかなくなってしまうものだから。
今、目の前にある幸せを、ただ、ただ感じる。
それこそが、人が幸せになれる唯一の方法。今すぐ、幸せになりませんか?
byコラムニスト・ひかり