恋愛の「結果」ばかりにこだわっている人って、中身が伴っていないことに気付いていないことも多いもの。
恋愛が成就する、しない以前に、自分がきちんと相手を愛せているのか、相手に愛されるだけの魅力があるのかをきちんと考えた方がいい。
もちろん恋愛なんて縁もあるから何とも言えないけど、ハッキリ言ってしまえば、「相手にとって、一番大切な女性ではないから、付き合えない」というだけのことが多いものです。
恋を射止めるためには、もっと愛情深い女性になったり、相手にとって、より魅力的な女性になったりするしかないんですよね。
例えば、「別れた彼のことを恨んでいます。どうしたら、そんな風に恨まずにいられますか?」なんてお悩みをいただくこともあります。
恨まないようになる「結果」ばかりを望むのではなく、恨まないだけの愛情深い人間になろうとしてみては…?
そもそも相手のせいにしている限り、自分が他人を変えることなんてできないから、進展しないまま、相手を恨み続けているしかないことに気付かないと!
自分の人生でしょ?
相手がどうであろうと、自分は自分の人生を幸せにしないと!
恨まない秘訣なんて、恨むことが意味がないことだと気付くくらいに中身を磨く努力をしない限り、単にテクニック的な方法を学んだり、結果ばかり求めたりしても、そういう人にはなれません。
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恋愛テクニック、成功の法則などを、ちょろっとやって、結果がついてきません!という人がすごく多いような気がします。
ゲームじゃないのだから、意味もなく結果ばかり出て来るわけはない(ゲームは元々ゴールが設定されていて、ユーザーをそこに導く仕組みになっていますからね)。
更に言うと、中身がないのに良い結果を得てしまっても、維持なんてできないでしょうね。
愛せない人が、恋人ができたところで、相手の愛情をきちんと受け止められないし、相手の愛情をはかるようなことばかりをしてしまう。
それ、恋愛じゃないから!自分を愛しているだけの一人相撲だから!!
(※正確に言えば、自分すら愛せていないけど)
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中身の伴わない結果なんて、居心地悪くないのかな?
結果なんて、すぐに自分にとって日常的な“状況”になってしまう。
つまり、その状況に合わない自分でいると、失う不安がいっぱいで、居心地も悪くて維持できないのでは?
中身が結果になるもの。
もっと言えば、本当に中身があれば、結果ばかり追い求めなくなるもの。
中身の充実こそが「結果」になっていくから。中身を得ることで付随するもの(=結果)があることを知っているから。
結果を得るという状態ばかりを追い求めて、中身が伴っていないと、何か成果を得たとしても維持はできない。
逆に中身が伴った結果、何かを得たときにはその得たものは、当然として得たものでもあるから、維持もなにも、今まで通りにしていれば、その状態で維持し続けられることにもなる。
逆を言えば、中身がないから、結果ばかり追い求める。
中身があれば、その状態自体が、結果になっている。
思い通りの良い結果にしたければ、「その結果が当たり前だ」と思えるくらいの自分に成長すること。
それに尽きるんですよね。
byコラムニスト・ひかり