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理不尽な出来事との向き合い方

理不尽なことって、ありますよね。

基本、理不尽な出来事には、理不尽なことをする人がいます。理不尽なことをする人は、どうしてそんなことをしてしまうのでしょうか?

結局そういう人って、「相手に意地悪をしたい」というよりも、「そうしないと自分を守れない」と怯えている人が実は多いんだなって思うんです。

相手を肯定すると自分を否定することに繋がり、自分を保てなくなる人もいる(だから相手を否定する)。

相手のせいにしないと、自分の立場が悪くなるから、または、もっと強い存在に攻撃されてしまうから、人に責任を擦り付ける人もいる。

「まったく、冗談じゃない!」とは思うのだけど、そういう人は、結局、心のどこかでは怯えている“弱き人”なんですよ。結局、どの世界でも自分のことでいっぱいいっぱいな人は、どんどん自分の状況を悪くしていってしまう。そこまで分かっていないから、自分勝手な手段をとってしまったり・・・。

とはいえ、最終的には、そんな理不尽な人は置いといても、そんな状況にも対応できるように、自分が力をつけるしかないんですよね。

それは、単に権力や実力だけの話ではなく、自分を信じてくれる仲間を増やす、知恵で対応できるようになる、とかも、力になる。

自分に恐れが沸き上がると、相手を攻撃する方向に行動が出てしまうものだけど、そうではなく、冷静に状況を見て、相手に恨まれない対応をする、というのも長い目でみたら、大事だったり。

結局、世の中って単に勝てばいいわけではない。自分だけが得をすればいいわけでもない。

長い目で見たら、それで恨まれた方が損するから。変な人とは関わらないように状況を持っていくのは大事だけど、相手に執着を持たせないような終わり方をしないといけなかったり。

そのためにも、相手にも勝たせないといけないから、相手の立場に立って物を言うことも重要なんですよね。

相手の尊厳を傷つけずに、相手にとっても「そっちの方がいいのでは?」という提案をする、とか。

世の中、おかしな人もいるけど、「相手がなにを怯えて、そんな行動に出るのか」をよく考えたときに、「相手に恨まれずに、終わらせる方法」も自然と見えてくることはあるかもしれません。

恋愛に限らず、友達関係でも、相手と喧嘩をして勝とうと思うと、仲が悪くなる(仲良くまではいかなくても、少なくともモメていたくはないはず)。

お互いに仲良くなるために折り合いを付けよう、話し合おう、相手の要望を聞こう、相手の望みをかなえてあげようと思うと、関係は改善される。

それが、結果的に自分が望んでいる「相手と仲が良くなる」結果になる。

長い目でみて、幸せになれる人でありたいものですよね。

byコラムニスト・ひかり

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