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金沢・能登、女一人旅(能登 珠洲・輪島)

「1日目:金沢・能登、女一人旅(金沢観光)」の続きです。

金沢・能登、女一人旅の2日目は、この旅のメインイベントである、珠洲岬(金剛崎)へ向かいました。

珠洲岬(金剛崎)は、山梨県(富士山)、長野県(分杭峠)と並ぶ、日本三大パワースポットの1つなんです!

でも、車を運転できない私としては、かなりハードルの高い旅。奥能登の移動は、車くらいしかないんですよね。
そこで、銀座にある石川県のアンテナショップの案内の人に相談しながら練ったルートは
これ!↓

・(バス)金沢駅→すずなり館
8:00金沢駅 東口1番乗り場
(のと里山空港経由 すずなり館前ゆき)
→すずなり館前C 11:17着 (2710円)

・(タクシー)
すずなり館→輪島
事前にタクシーの予約をし、すずなり館前Cで待ち合わせ。
輪島まで3時間のシーサイドドライブ。

※タクシー会社と出発と到着場所、目的地を伝えて、値段の交渉をしました。
2社に電話して安い方に決めました。
(&時間的に焦りたくないから、固定価格にしてもらいました)

・(バス)輪島→金沢駅
輪島観光後、16:03 輪島マリンタウン駅→18:31金沢駅(輪島特急線バス)(2260円)

タクシー利用だとお金はかかりますが、ここまで来てしまうと、お金よりもどんな経験をするかの方が重要なことも。
(※相乗りする、のと里山空港ふるさとタクシーの利用も考えましたが、それだと珠洲岬までの往復だけになってしまうので、むしろコスパが悪く、せっかくここまで来たのにもったいなかったり。&須須神社はかなりオススメ!)

ちなみに、バスのチケットは、金沢都ホテル隣に金券ショップの自販機があり、400円くらい安く購入できましたよ。
(※2015年5月末現在情報なので、行かれる方は自分でも調べてみてくださいね)

■すずなり館前行きバス
3時間17分の長旅です。
バスから外の景色を楽しんでいると、能登って、海の色、土(砂)の色、草の色がパステル調で優しいんですよね。なんか、とても癒されます。

ちなみに・・・奥能登には、以前はJRもあったのに、採算が取れなくて廃線になったそうなんです。(もしあったら、もっと便利に旅ができたのに…)

でもそれを実感。金沢の旅行で、奥能登まで行く人は少ないらしく、途中から、大型バス貸し切り状態に!(驚)奥能登、いい場所なのになぁ。


(なんともリッチで贅沢な旅…)

無事にすずなり館に到着!

予約したタクシー運転手さんに会い、シーサイドドライブへ

■須須神社

日本海側一帯の守護神。あの源義経も航海の安全祈願に立ち寄ったのだとか。
祭神は、高倉彦神(たかくらひこのかみ)と奥宮に祀られている美穂須須美命(みほすすみのみこと)の夫婦神。
人と人との縁を結ぶご利益があると言われています。


実は、パワースポットとしてはあまり期待していなかったのですが…鳥居をくぐったら、空気がガラリと変わりました。
実は、私にとっては、この旅で一番パワーを感じた場所なんですよ


個人的にはかなりオススメの神社です。パワーチャージできますよ。

■珠洲岬(金剛崎)
禄剛崎(ろっこうさき)、金剛崎(こんごうさき)、長手崎(ながてさき)を総称して「珠洲岬」と呼ぶ説と金剛崎=珠洲岬としている説の2つがあるようです。

この珠洲岬(金剛崎)は、気流、海流、大地の気流が凝縮されている場所なのだそうです。

ここにはランプの宿 という旅館があり、そこが運営をしている、「空中展望台”スカイバード”」から珠洲岬(金剛崎)を堪能します。

素敵な眺めです。(下にあるのが、ランプの宿)

空中展望台

↑真ん中にいるのは、私です(笑)。

展望台の遊歩道を通って下に降りていくと・・・

洞窟があります。

入っていくと…

中にはイスもあるので、ゆっくりパワーを吸収することが出来ます。

この洞窟、時間によっては、青色になるのだとか。■禄剛埼灯台(ろっこうざきとうだい)

能登半島の最北端です。
外浦と内浦との接点にあたるので、海から昇る朝日と、海に沈む夕陽をこの場所で見られるのだとか。■木ノ浦
私が映画「さいはてにて」が好きだと言うと、タクシーの運転手さんが案内してくれました。
映画の舞台になった場所です。

(映画「さいはてにて」http://www.saihatenite.com/ )

映画の中で、海辺に開いた焙煎珈琲店(映画用に作ったものがまだ残っていました)

実はこのコーヒー店のモデルとなった「二三味珈琲」は、実際にこの場所でコーヒー豆の焙煎をしていたようですね。(今は引越しされています)
http://www.notostyle.jp/index.php?id=1307

美味しいと評判で全国からコーヒー豆の注文があるのだとか。

■NHK朝ドラ「まれ」のロケ地となっている塩田
(輪島ではなく、珠洲市にあるんですね)

揚げ浜式塩田です。
http://kankounavi.city.suzu.lg.jp/www/souvenir/detail.jsp?id=45

■接吻トンネル
映画「忘却の花びら」のロケが行われた場所で、主人公とヒロインがこの場所でキスをしたことからそんな名前がついたのだとか。(当時、キスシーンは衝撃的だったのだとか)
洞窟を入っていくと…

5メートルくらい先に出口が。

通り抜け成功!

さらにトンネル入り口近くには洞窟があり、進んでいくと・・・

不動明王様が祀られていました。

洞窟があまりに暗くてドキドキしました…。

■窓岩

岩の真ん中に直径2mほどの穴が!運が良ければ、ぴったり夕日が収まる瞬間に出逢えるのだとか。

■白米の千枚田(しろよねのせんまいだ)
バリ島にはラインテラスがありますが、日本にもお米の棚田があったんですねー!

珠洲市は日本初の世界農業遺産に登録されているんですよね。ここは昔ながらの農法で作っているそうです。
ただ、ここは海沿いなんですよね。潮風で、ほんのり塩味のお米ができないのかな?
おにぎりには最適だろうけど!(笑)

■輪島マリンタウン
3時間強のシーサイドドライブも、ここで終わり。
NHK朝ドラ「まれ」の舞台、輪島に到着です!

輪島マリンタウンは、金沢駅行きの始発バス停でもあるし、朝市の場所など、観光スポットからも近いのでタクシーはここで降りるのがオススメです。

マリンタウンには、観光案内所や飲食店のほか、ちょっと離れたところに「輪島キリコ会館」もあります。

30基以上のキリコは見どころがあります。大きいものでは高さ15メートルもあるのだとか。
3Fからは海が見渡せます。

■朝市
(マリンタウンから歩いて行ける距離にあります)

輪島といえば、朝市が有名!
残念ながら朝市はお昼には終わってしまうので、着いたころには、静かな商店街になっていました。

15時前なので、飲食店もほとんどのお店が閉まっていたのですが、事前に空いている店をチェックしていたんです。

■やぶ新橋店

http://www.yabu-shinbashi.jp/

海鮮丼(1500円)。

タクシーの運転手さん曰く、輪島は漁船が多いので、魚はほとんど地物が楽しめるそうです。(金沢よりも輪島で食べた方がいい、と)
海鮮丼は、鮮度抜群でかなり美味しかったです!

輪島には足湯が楽しめる場所もあるようなのですが、今回は時間がなくて、断念。16時03分発のバスにのって金沢に戻りました。(金沢18時31分着)

「3日目:金沢・能登、女一人旅(気多大社)」につづく。

(※2015年6月の旅記録を加筆修正したものです)

byコラムニスト・ひかり

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