金沢、能登(石川県)を一人旅してきました。
能登の輪島は、NHK朝ドラ「まれ」の舞台になっていますし、能登の珠洲市を舞台にした、
映画「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」 が公開され、ますます注目が高まっていますよね。
聖地としても有名で、長野県(分杭峠)、山梨県(富士山)と並ぶ、日本三大パワースポットの1つである珠洲岬(金剛崎)や大国主命をお祀りしている、縁結びで有名な気多大社もあります。(※出雲大社や神田明神と同じ神様)
実はかなり金沢から離れると、交通が不便な場所ではあるのですが、今回は、車の運転できない私が、色々と調べて、旅のプランを考えたので、(銀座にある能登のアンテナショップの案内の人にも色々と教わりました!)今後、金沢・能登を一人旅したいという人はぜひ、参考にしてみてくださいね!
■1日目(金沢観光)
今回の旅は、東京から北陸新幹線を使い、駅前の金沢都ホテル に二泊三日宿泊するツアーを利用しました。一人旅のときは、旅館などには泊まりにくいのが難点…。
そんなときはビジネスホテルがオススメ。駅前のホテルは、観光に便利でした。
11時前に金沢駅に到着!早速、荷物をホテルに預け、観光へ。
■近江町市場
ランチがてら、近江町市場へ。
店頭で刺身や牡蠣が楽しめる店などが、ずらっと並んでいました。
海鮮丼が堪能できる店はいくつかありますが、私は、デカネタの海鮮丼で有名な「じもの亭」 に。
海鮮丼・華(2250円)
すごいボリューム!食べ応えある丼でした。
■金沢21世紀美術館
お腹がいっぱいになったところで、向かったのは、これも金沢のシンボルとなっている、美術館へ(バスで移動)。
無料のゾーンだけでも結構、楽しめます。
特に有名なのが、中庭にある「スイミング・プール」という作品。
※中にいる人たちは、別に水の中に入っているわけではありません。上10センチほどに水が入った空間になっています。
無料だと上からのみ、チケットを買うと、下に行くことも可能です。
■石浦神社
http://www.ishiura.jp/
21世紀美術館の道路はさんだ真向いにある神社です。
縁結びの神様・大物主大神(大国主大神)などをお祀りしています。
御守りはPOPで可愛い!水玉模様のとかあります。
御守りをもっと気軽に持ってほしいという願いから、こういうデザインにしたのだとか。
ここから兼六園までは徒歩で行けます。
■金沢神社
兼六園の入り口に入る手前のところに、ある神社です。
学問の神・菅原道真公を祀っています。
手水舎は、金城霊澤の霊水を汲み上げていて、ご神水をいただくこともできます。
鉄分が多いお水のようですが、癖がなく、すごく美味しいお水でした。
■ル ミュゼ ドゥ アッシュ(辻口博啓さんのケーキ)
兼六園に行く前におやつを!(笑)
石川県出身の有名なパティシエ・辻口博啓さんのケーキが食べられるカフェが、金沢神社から道路を挟んだところにある石川県立美術館内にあるんです!
(人気店で混んでいたので、私は順番待ちの名前を書いた後、金澤神社を参拝しました)
ケーキはどれも綺麗でおいしそう!能登の食材を極力使っているそうです。
奮発して、2つのケーキとオリジナルティを注文。
ロールケーキは、石川県の名産・加賀棒茶を使用。
私は加賀棒茶が大好きで、普段からよく飲んでいるんです。それがロールケーキになったらどうなるのだろう?と思ったら、ほうじ茶の香りがいきたふわふわ絶品ケーキにしあがっていました。
抹茶のケーキは、能登の大納言小豆を使用。中にアンズのコンフィチュールが。
抹茶とアンズが意外に合って、ビックリ!新たな美味しさとの出会いでした。上にマカロンが乗ったデザインが可愛いですよね。
ティーは、「りベルテ」という、加賀棒茶にレモンの香りを加えたもの。普段から加賀棒茶を飲んでいるだけに「合うのか?」と半信半疑だったのですが、これが爽やかな味わい。
レモンと言うよりは、レモングラスに近いかも。ベストマッチでした。
どれも本当に美味でした。
窓が大きくて、緑が眺められる店内ですごく癒されました。
■兼六園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/
日本三名園の1つ。
次は、バスでひがし茶屋街まで移動。
■ひがし茶屋街
城下町の風情をそのまま残した茶屋街です。
琴、三弦、舞の芸などを楽しんだ場のようです。
・金沢ひがし廓 志摩
http://www.ochaya-shima.com/
茶屋の中を見学することができます。
中ではお抹茶と和菓子を楽しむことができました。
今日の観光はここまで!
金沢駅に戻って、早めの夕飯を食べました。
(その方が店は空いているし、明日も早いし!)
■回転ずし すし玉
http://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001242/
金沢駅内のくつろぎ館2Fにある回転寿司のお店。
金沢アンテナショップの案内の方に、「駅ナカには地元でも良いお店が入っていて、外れがない」と聞いていたんです。
この時期食べられる、金沢の名産ものといえば、のどくろやガスエビ、白エビ、トビウオなど。
確かに鮮度が良くて、美味しい!回転寿司とは思えないクォリティーでした。
くつろぎ館には、地元の人が買い物をするスーパーもあります。(※お酒や惣菜が安いです)
白エビのから揚げや富山県産のトビウオのたたきなどもリーズナブル!18時半くらいに行ったら、割り引きも!
次の日は早朝から出発なので、私はここで朝食をGETしました。(さらに2日目もここに寄り、夕飯をGET!しました。リーズナブルに地のものが食べられます)
ちなみに・・・
駅ナカ「金沢百番街 あんと」では、
辻口博啓さんのル ミュゼ ドゥ アッシュ(テイクアウトのみ)があります。
石川県名産の金粉を散りばめた「金のシュークリーム」が売っていました。
メープル風味のクロッカンに、能登の恵みたっぷりのカスタードを詰めんだシュークリーム。
皮がパリパリッしていて、歯ごたえがあり、カスタードクリームたっぷりで、かなり美味!
唯一欠点を言うとすれば、美味しすぎて、もう1個食べたくなることでしょうか!(笑)。
シュークリーム好きはぜひ!
・・・と食べてばかりの金沢・能登の旅、まだまだ続きます。
※「2日目:金沢・能登、女一人旅(能登 珠洲・輪島)」につづく。
(※2015年6月の旅記録を加筆修正したものです)
byコラムニスト・ひかり