サイトアイコン HAPPY WOMAN NEWS

独身女がマイホームを購入した理由

■独身女が家に思うこと

実は3年前に、1人暮らし用の小さな家を買いました。
そんなにお金があるわけではないですよ?かなりリーズナブルな価格の中古マンションです(苦笑)

アラフォー独身女の私が、その家を買うまでに至ったのは、下記の理由から。

1.手頃な価格で、住みたい場所にある中古のマンションを運命的に見つけたから。

2.前の家は10年間借りていて、家賃がもったいないと感じるようになったから(自分でもここまで長く独身でいるとは思わなかったし、下手したら中古マンションが買えてしまうくらい、賃貸で使っている)

3.家賃の契約更新で、連帯保証人を「親」にするのが、年齢的にもだんだん厳しくなってきそうだから。

4.老後も考え、仮にいつかお嫁に行くことになって引っ越しても、人に貸して”家賃収入がある生活”を準備しようと思ったから。

1は必須の話ですが、2~4は、ある意味、リスクマネジメントに近い理由でもあります。

1.好きな場所にある家というのは一番重要なポイント。

やはり住む場所が楽しくなければ、毎日の生活がつまらなくなってしまうので。

あと、無理しないと買えない価格だと、お金を切り詰めすぎて、日々、余裕をもって過ごせなくなるので、毎月の返済額、管理費、修繕費、1年の固定資産税(÷12カ月)で前の家の家賃よりも安くなるところにしました。(でも、前のワンルームよりは広い1DKなんです!・嬉)

正直、「会社員のときにマンションを買えばよかった」と思うくらいに、自分1人で仕事をやっていると、ローンが組みにくいんですよね・・・。

だから、本当に”無理のない範囲”のマンションにしました。

(※「物件選びのポイント」については、次回、詳しく、私なりの見解を書きたいと思います

2.実は、前のマンションは、ちょっと奮発した家賃だったので、10年間住んだということは・・・敷金、礼金、更新料を無視しても、かなりの額を費やしているわけで!(&私の場合は、23歳から一人暮らしをしているので、トータルで考えたら、すでに1LDKの中古マンションくらいであれば、買えるくらい費やしている)

賃貸の場合は、色々な街に住める楽しさはあるけど、引っ越した時点で何も残らない、というのは、やはりもったいないなぁ、と思ったんです。

(自分の家なら、その後、貸したり、売ったりできますしね)

3.東京の場合は、2年ごとに契約更新が必要で、家賃1か月分のお金がかかるので、かなり出費です。

さらに、連帯保証人がいないと、保証会社を使わないといけないので、さらにお金がかかるんですよね(苦笑)。

(まだ利用したことはないのですが、おそらく1か月分の家賃の費用はかかるはず)

親も高齢になってきたので、そろそろ連帯保証人としてお願いするのも厳しいなぁと思っていたんです。

4.「嫁入り前の女性が家を買うなんて、無駄じゃない?」と思いがちですが、仮に今後、お嫁に行ったとしても、人に貸して家賃収入を得られたら、素敵なことでもあるので、人が借りやすい場所にあるマンションにしました。

ただし、もし家をローンを組んで買う場合は、気を付けなくてはいけないことは、すぐにその家を売ることになった時は、赤字になる可能性があるということ。

その家の価格を借りるのではなく、返済期間に応じた金利を含む額を借りないといけないので、自分がその家を売る場合は、例えば、売り値が自分が買った額と同じだったとしても赤字になってしまうのです。

さらに、築年数が経てばその分、家の価格が落ちていることもあることは考慮した方がいいです。もちろん私の友人は「売った時には買った額よりも高い価格で売れた!」なんてこともあるので、ケースバイケースですが。(街が再開発とかされたら、土地の価値も上がりますしね)

だから、私の場合は、今後売ることはあまり考慮しないで、貸すにも最適な場所にある家にしました。(駅からの近さ、広さなど)

ただし、住宅ローンを組む場合は、はじめから賃貸が可能な住宅ローンにするか、アパートローンに契約を変更する必要も出てくるのでご注意。

(住宅ローンを利用する場合は、私はあまり詳しくないので、きちんとプロの方にアドバイスをもらってくださいね)

親からの借金で買う場合は、その心配はありませんが、ちゃんと借用書を作ることが必要です。

ただ、正直言うと、少子化だけあり、今後、空き家も増える分、家が安くなる、とも言われているので、今、家を買うことがいいことなのかは分かりません。

もし大きな地震がきて、建物が壊れたときには賃貸の方が身軽なこともありますしね。

ただ、私の場合は年齢も年齢なので、「安心を買った」ところも大きいかも。

特に、ライターという“水ものの不安定な仕事”をしていますしね。収入が安定していない職業だと、家が借りにくくなってくるんですよね(前の家を借りたときはまだ会社員だったので、よかったのですが)。

2020年のコロナ騒動で収入が減った時には、まず思ったことは「家を買っておいてよかった!」でした。(現在は、管理費、修繕費、借りたお金の返却、固定資産税など、毎月家のためにかかる費用は、4万円くらいなんですよ)

それに、もし生涯独身になってしまった場合は、年金生活になっても家賃を払い続けるというのは、ちょっと難しいように思えたし、「年金生活で一人暮らし」となると、借りられる家が限られてくるようなんですよね(※孤独死を心配する大家さんもいらっしゃいますし)

また、いつか歳をとって1人で生活できなくなったとき、老人養護施設に入ることになると思うのですが、その家を売れば、入居の頭金くらいにはなるかもしれないですしね。高価な家ではないけど、それでも家は資産ですし。

決して、安い買い物ではないけど、「自分が住み続けられる家がある」というのは、私にとっては、安心につながりました。

そういった現実的な話だけではなく、実は「家との縁」というのもあるもので、ある占い師さんには、「なんだかんだ言って、自分に合う家に住むようになっている」と言われていたんです。

2年前に家を探していた時は、なかなか「ここぞ!」というところがなかったんです。

(2軒ほど契約一歩手前までいっていたのですが結局、なにかしら止められることがあり、なくなりました)

それが今回は、そのときよりも、自分にとって「いい!」と思える家で、すんなり購入まで進んだので、やはり縁ってあるものなんだなぁ、と思ったものです(しかも、前に住んでいた家の更新時期間近で、ギリギリに引越ができました。タイミングもバッチリ!)。

だから、無理して買う必要なんてもちろんなくて、「ここなら住みたいし、条件もタイミングも合う!」と思えるような家に出会ったときが、決め時なのかもしれませんね。

引越をすると、運が変わる、とよく言われますが、そう言えば、私は前の家に引越してから、「会社員→役職付き会社員→起業(コラムニスト)」になったんですよね。ある意味、仕事運はいい家だったかも。

今回の家に引っ越してからは、不思議と色々な人と縁がつながり、「寂しさ」に無縁の環境になっています。

やはり引越で運勢は変わるのかも!(笑)

byコラムニスト・ひかり

[関連記事]

・マイホーム選びのポイント(For独身女性)

モバイルバージョンを終了