サイトアイコン HAPPY WOMAN NEWS

「離婚するつもり」の“不倫の誘い”にご注意!

■「離婚するつもり」を信じちゃダメ!

好みのタイプの既婚男性に「妻とは別れるつもりだから」と言われて、不倫に走ってしまう独身女性は思いの外、いるもの。

多くの人は、「どうしてそんな言葉を信じちゃうの?」なんて思ってしまうものだけど、そもそも好みのタイプの男性からでなければ、言われたところで、「だから何?」という話になるもの。

つまりは、その言葉を信じた、というよりは、「希望的観測で物事を見ていて、理性を抑えられなかった」ってことなんですよね。 

悪く見てしまえば、自分が理性を抑えられない言い訳を、彼が「妻とは別れる予定だ」と言ったことにしているところも。 そうしたら、自分も罪悪感を得ずに関係を深められますしね。 

でも、100歩譲って、男性の方が離婚したがっていても、奥さんの同意がなければ、余程のことがなければ離婚はできないもの。

むしろ相手の奥さんから「私たちは離婚する予定だから、お好きにどうぞ」と言われない限り、信じない方がいいんじゃないの?って話なんですよね。(※もちろん、そんなことはめったにないものですが) 

むしろ浮気をする夫は罪滅ぼしから、妻に優しくなるから、むしろ浮気相手の存在は「夫婦の潤滑油」になりやすいことも・・・。 

不倫をした独身女性は、「そんなズルイ男性と関わったのが、運が悪かった」なんて思いやすいものだけど、実際は、「類は友を呼ぶ」もので、そんな男性と波動が合うから深い関係になることも多い。 

なんだかんだ言って、浮気女性の方は、「深い関係になったら、略奪できる」くらいの計算がないとやはり関係は深めないもの。 

そうでなければ、「離婚してから、関係を始めましょう」って言うのが、普通でしょうしね。 

だって、離婚していない限りは、自分が訴えられるリスクだってあるのだから。 

そんなことも考えられないくらいに、相手のことを好きになってしまって、理性を失っているから、関係を深めてしまうことも多いのだから。 

◇ 

ただ、多くの不倫を非難している人って、自分が同じ立場のときに、本当に踏みとどまれるのか?って話でもあるんですよね。 

心を奪われるほど好みの人に口説かれてしまったときに、理性で抑えられるのかどうか。 

結局のところ、相手の奥さんに申し訳ないとか、自分の配偶者に悪いくらいの気持ちで燃える恋心を抑えられるか、というと難しいことは多いもの。 

それ以上に、「自分は、不倫をするような人になりたくない。そうしたら、理想とする自分ではないし、自分のことを嫌いになってしまうから」と思うくらい、「自分の弱さ」と戦って、自己をより成長させようという強い意志がある人でないと、なかなか難しいものなんですよね。 

でも、現実的には、そんな風に普段から、「自己を成長させたい」と思っている人は意外と少なく、「バレなきゃ、悪いことをしてもいいや」くらいの感覚の人が少なくないものなんですよね。 

もちろん、浮気をされた側のことを考えたら、怒りたくなる気持ちは充分に分かるし、私も関係ないながらも、腹は立ちますが。 

人生はいつだって、自分の欲望との戦い。 

不倫に走る人は、それに負けるか、勝つか、で分かれ道になっているものなんですよね。 

人を責める前に、私たち自身も不倫に限らず、ですが、「欲望に負けない人」でありたいものですね。

byコラムニスト・ひかり

モバイルバージョンを終了