■ダメ男は、なかなか変わらない!
よく浮気癖とか借金癖とか、そんなダメな欠点のある男性にひっかかり、何度も、彼から「もう二度としないから」と言われては裏切られてしまう人は少なからずいます。
そういうダメ男に引っかかってしまう女性は、“表面的なこと”しか見えていないから、「もう反省しているのだから、二度とやらないはず」と希望的観測で見てしまうんですよね。
でも、例えば浮気癖は、単に「女好き」なだけの話ではなく、(まあ、それだけでも簡単に直るものではないけど・苦笑)その彼が「欲望に弱い(理性が弱い)」ことが原因だったり、女性にモテなかったという「劣等感」が浮気心を刺激したり、「自分勝手な性格」があるから彼女に思いやりのある言動ができなかったり、するんですよね。
でも、理性を強くすること、劣等感を解消すること、自分勝手な性格を直すことは、簡単なことではないんです。
だから、手を替え、品を替え、その彼は彼女にバレないように浮気をし続けるでしょう・・・。
借金癖がある人も同様。
欲望に弱かったり、金銭感覚が壊れていたり、人前でいい顔をしたいからお金を使いすぎてしまったりするところもあるでしょう。
それも、簡単に直るものではないもの。
だから、一度、借金を全額返金できたとしても、その人はまたお金を借りるでしょうしね。
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そもそも悪い癖のある人は、本人が変わろうと思わないとなかなか変わらないもの。
でも、そういう人に限って、「なんとかなる」と思っているんですよね。
浮気をしてもなんとかなるはず。
たとえバレてもなんとかなるはず。
お金を借りてもなんとかなるはず。
返せなくてもなんとかなるはず。
「深く物事を考えない」という、致命的な欠点もあるのかもしれません(苦笑)。
でも、残念なことに、そういう相手だからこそ、「簡単にダマせそうな女性」をパートナーにする傾向もあります。
高をくくっているとも言えます。
結局、パートナーを騙して、浮気したり借金したりする人は口が上手い人も多い。
だから、ダマされやすい人は自分の都合のいい言葉を信じ過ぎないで、きちんと現実を見て、自分で考えられるようになることも大事なんですよね。
相手が変わるのを信じるよりも自分のほうが変わって、そういった男性の本質を見られる人になったほうがいいし、ナメられない人になったほうがいいんですよね。
そうしたら、そういう男性と付き合いたいなんて思わなくなるから!
相手が悪いだけでなく、「“そういう男性にひっかかってしまう自分”が悪い」と思えるようになった時、変われるかもしれませんね。
こういう人と縁ができるときは、「自分が変わる」ためのレッスンなんでしょうね。
byコラムニスト・ひかり