■40代の同窓会で思ったこと
数年前に、大学時代の同窓会に行ったんです。
同級生だった男子たちは、結構みんな、ちゃんと結婚をして、それなりに幸せそうだったんですよね。
そのとき、「あぁ、こんな身近に“結婚向きのいい男”がたくさんいたのに、私は気付かなかったんだなぁ」と思ったんです(苦笑)。
ただ、この話には続きがあって、当時、私が「カッコイイ!」と思っていた同世代の生徒がいるんです
(※その同窓会には参加していなかったけど)。
3人いたのですが、その中の2人は、今は、名前を言えば、知っている人は知っているくらいに、有名人になっているんです(驚)。
(もう1人も、業界内では、かなり評価されていて、賞をとったりしています)。
3人中3人とも出世しているなんて、すごいと思いませんか?
だから、“そういう意味”では、私は「見る目があった」ところもあるのかもしれません!
ただ、そのなかの1人は、未だ独身。
今の私が見る限り、「結婚には向いていないタイプ」だと思うんです。
“学生時代の私”は、社会にどう羽ばたこうかと、ワクワクしていたところでもあるので、“野心家の男性”を素敵だと思い、逆に、“結婚したらいい旦那さんになりそうなタイプ”の男性には、目を向けなかったところもあるでしょうね。
つまり、結局、自分がどんな人を「いい男(いい女)」と思うのかは、そのときどういう心境なのか、とか、どこまでの段階まで成長したのか、によっても、随分、変わってくるのかもしれません。
だから、大人の女性になると、「いい男」だと思うタイプは、若い頃とは変わってくることもあるわけで・・・。
だから、「私は結婚したいのに、男運が悪い!」という人は、もしかしたら、心のどこかでは、本当の意味での結婚願望はないのかもしれません。
リアルに結婚願望が沸いたときに選ぶ相手って、変わってくると思うんですよね。
だから、男運が悪い人は、自分の結婚観から見直したほうがいいことも。
“男”が悪いのではなく、自分の結婚観が問題なのかもしれませんよ?
byコラムニスト・ひかり