■高級のり弁のお味は…
のり弁というと、リーズナブルなお弁当を想像しがちですが、世の中には、1000円越えの高級のり弁があるようです。
「海苔弁いちのや」の海苔弁(1080円)
海苔弁しか売っていないお店なのだそうです。
店舗は、新宿など、都内に何店舗かあるようなのですが、私は中野マルイで期間限定で出店されていたので、GETしました。
空けてみると…蓋には、「食材のこだわり」の説明が!
これは、公式サイトにも掲載されています。
http://www.noriben-tokyo.com/
お米は、新潟県産の「新之助」を使用。
のり弁の上には、白身魚のフライ、ちくわの天ぷら、鶏の味噌焼き、きんぴらごぼう、野沢菜など。
あくまでも「のり弁が主役」で、“ご飯の味を引き立てるおかず”にしている、という感じがします。
のり弁は、ご飯の下にも海苔が。
(下)海苔→もち麦入りごはん→鰹節→海苔(上)
という感じです。
真ん中には、海苔の下に半熟卵が隠れていました。
のり弁は、鰹節の旨味もあり、上品な味で、冷めた状態でも美味しく感じるものでした。もち米の食感がアクセントになっています。
おかずの白身魚のフライ、ちくわの天ぷら、鶏の味噌焼きも、どれも美味しいです。
白身魚のフライはふっくらとしていて、丁寧に作られているのを感じます。
醤油入れも高級感を感じます!
■温めたら、味はどうなる?
家で食べたので、ある「食べ比べ」をしました。
「温めたもの」と「そのまま冷えた状態」では、どっちが美味しいのか、と。
結果は……
あくまでも個人的な意見ですが、おかずは温めたほうが美味しかったです。
でも、のり弁のほうは、冷えた状態のほうが美味しかったんです!(驚)
これは、「そばつゆ」にも言えることですが、温かいのと冷たいのでは、同じものでも味が違ってくるものなんですよね。
だから、こののり弁は「冷めた状態に美味しくなるように計算されている」というわけなんです。
すごいですよね!
◇
また機会があれば買うか、というと、正直言うと、今は1000円出せば、ランチだったらサラダやドリンクまでつくお店があるので、私はそっちを選びます。
(もともとのり弁がそんなに好きなわけではない、ということもあり)
ただ、経験として、1度は食べておくのはいいかもしれません。
熱いのり弁愛を感じるお弁当でした。
(2022年2月現在の情報です)
店名:いちのや
WEB:http://www.noriben-tokyo.com/
byコラムニスト・ひかり