■女性として好かれない方が、いい仕事をもらえる!
日本は相変わらず、男社会なところはあるものです。もちろん業種にもよりますが。
もし、男社会で女性が上手に仕事をやっていくために大切なことがあるとすれば、私は、この2つだと考えています。
・女性として好かれないこと
・人として、仕事相手として、気に入ってもらうこと
なかには、女性らしさをアピールして、相手の男性に気に入ってもらって、仕事をもらう人もいますが、逆に相手にそんな下心がある上で仕事をもらっても、そうは長続きしないだろうなって思うんです。
だから、私自身、仮に仕事をくれそうな人とご飯を行くことになっても、「怪しいな。女性として狙われているな」と思うときは(※まあ、めったにないですが)、昼間のランチにしてもらったり、わざとパンツスタイルで行ったり、もう一人共通の知り合いを連れて行ったり、相手が女性として扱わないくらいに、面白いネタを持っていって、盛り上げたりすることは多いです。
それに、会社の仕事って、永遠にそのポジションでいるわけではなく、どんどん下の人が育っていくものだから、ある意味、“その人の女”になってしまったら、その人が他の部署に移動し、新たな人が仕事をくれる立場になったときに「前の上司の女」に仕事をくれることなんてあまりないですしね。
それに男性って、社会的な立場を大事にする人が多いから、「アイツ、自分の女に仕事をやっているぜ(公私混同して贔屓している)」と周りに見られることを避ける人も多いので、むしろその人と関係を持った方が、いい仕事はもらえなくなることも多いと思うんです。(一昔前は、愛人に仕事をあげることで、男の勲章としている人もいただろうけど、今はそんなの通用するかなぁ?)
ホント、仕事では、女を出さない方が絶対にいい!
だからって、男性と張り合ったりするのではなく、可愛げはあった方がいいけど、色気は封印する、というか。(ま、私に色気があるかどうかは置いといて!・笑)
それで言えば、ある企業に「アイドルじゃないか?」と思うくらいに可愛い新人の広報さんがいらっしゃったのですが、3年くらい経ったら、美しさはそのままですが、すごいキビキビしたキャリアウーマンに成長していたんですよね。
「あぁ、彼女は自分のルックスを武器にしないで、ちゃんとキャリアを積んだんだな」と思って、嬉しくなったものです。
本当に相手にとって有益な人間になったら、「女として扱うのはもったいない!」と思うようになるものだから!
世の中は相変わらず男社会ではあるけど、女性はそれに負けずに、また媚びずに、上手に仕事をしていきたいものですよね!
byコラムニスト・ひかり