■心を通じ合わせるために大切なこととは?
インタビュー取材をしていても、「今日はうまくいった」と思う日もあれば、「今日はあまりいいコミュニケーションがとれなかったな」と思うときがあるんです。
その違いは何かというと、「きちんと目が合って会話ができたかどうか」なんですよね。
「目は口ほどに物を言う」とはいいますが、目を合わせることによって、言葉以上の思いが伝わることがあるんですよね。
だから、どんなに人見知りでも、恥ずかしくても、大切な人とは「しっかり目を合わせて会話をすること」は、すごく重要なことなんですよね。
基本、“言葉のプロ”でない限りは、的確な言葉を選択して話すことは、実は難しいものなんです。
ボキャブラリーがどれだけあるか、にもよりますしね。
でも、目を見れば、相手がどんな気持ちでその言葉を使っているのかがわかるものなんです。
だから、よくインタビュー中にメモっている記者さんは多いのですが、基本、私は相手の目、そして顔の表情に集中するようにしています。
そうすることで、相手の思いをよりキャッチしやすくなり、心の通った会話がしやすくなるからなんですよね。
だから、別にインタビュー取材でなくても、大切な人と会話をするときは、「相手の思いをきちんとキャッチする」ためにも、目を見て話した方がいいし、逆を言えば、スマホを見ながらの会話なんて、もっての外なんですよね。
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人間に限らず、ペットでも同じ。
もちろん野生の猿とか、目を見たらいけない動物もいますが、愛するペットの目はきちんと見ると、それだけで通じ合えるところがあるもの。(つぶらな瞳のセキセイインコですら、そうなんですよー!)
よくスピリチュアルな話では、「目の輝きで、その人が分かる」と言われています。
「目は口ほどものを言う」ので、きちんと見た方がいいですよ!
言葉以上に伝わる思いがあるから。
byコラムニスト・ひかり