ドラマのヒロインはなぜ、相手を傷つけて身を引くのか!?
相手が仕事や夢に向かうためには、自分がいるとダメになると思って、わざと相手に嫌われるようなことをしたり、相手を傷つけるようなことを言ったり…。
そんなドラマを観ると、イライラします(苦笑)。
相手にとっては、もちろん「逃げ道がない」ということで底力が出てくることはあるけど、余裕のなさから出てくる行動は誤作動も起こしやすい。
さらに目先の欲にまどわされて、判断を誤ることもありますしね。
果たして本当に相手のためになるのか…。
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怒りや悲しみをエネルギーに変える方法もあるけど、喜びや愛もエネルギーに変えられるもの。
そっちの方法を使った方が、より幸せになるものなんですよね。
人は、意外と自分のためだけよりも、大切な人のために頑張れる。
それが、愛や喜びのエネルギー。
その大切な人に、わざと嫌われるようなことを言って離れていき、心の中で「頑張れ!」と言ったところで、それをやられた方は、悔しさ、悲しさ、憎しみの
ヤケクソなエネルギーであることも!?(苦笑)。
さらに、相手に良かれと思って傷つけようが、言われた人の心にはトラウマができてしまうことも…。
信じている人に裏切られた傷は、思いのほか、大きいですしね。
なんか、「北の宿から」の歌詞の<着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編んでます♪>ではないけど、マゾ&ナルシストを美学にしてしまうと、本当に自分も相手も不幸にしてしまうことも…。
自分が着ないセーターを寒さこらえて編んでいる人なんていたら、普通は嫌ですよ。怖いし!
そこに、自己満足はあっても、相手への愛はあるのかなぁ?
もちろん一緒にいるとダメになる関係もある。
そんなときは、たとえ離れていくにしても、相手にわざと嫌われるようなことを言うよりは、冷静に優しさゆえの厳しさを持って、相手と距離を離れた方がいい。「このままでは一緒にいたら、あなたはダメになる!そんなあなたを見たくない」って、正直な気持ちを言って。
そうしたら、相手も傷つかずに納得する方向に行かざるを得ないから。
さらに言えば、「自分は輝いているあなたが好きだから、あなたが輝いていることが私は一番嬉しい」と言えばいい。
そうしたら相手は、自分1人以上の力が出せるようになるから!
もちろん、それだけではなく、無理して離れる手段は止めて、「相手を応援する方法」だってありますしね。
2人の力を合わせたら、もっと良い結果が生まれることもありますし!
無意味な悲しみを生み出すのは、相手のトラウマになることもありますし、ドラマだけの話にしたいものだと思うものです。
愛を持って、大切な人を応援できる人になりましょ!
byコラムニスト・ひかり